ジャニーズJr.小鯛詩恩&竹村実悟 初舞台でW主演 舞台『椿説 三銃士』開幕レポート公開
ジャニーズJr.の小鯛詩恩、竹村実悟の二人が外部初主演にして、W主演を務める舞台『椿説 三銃士』〜One for all, All forone?〜が本日28日にヒューリックホール東京にて開幕した。27日に公開ゲネプロが行われ、終演後に小鯛、竹村、なだぎ武が登壇し、初日に向けての意気込みを語った。
演出の鈴木勝秀により、 “椿説(ちんせつ)”=“突飛で滑稽な説”という意味をタイトルにつけた本作は、原作に忠実に描くのではなく「おバカ・ヒーローたち」の大暴れ活劇として、「友情」をテーマに上演する。
フランス王国、ルイ13世(竹村実悟)の治世。田舎貴族ダルタニアン(小鯛詩恩)は、銃士(ヨーロッパの近代的な軍隊では特に重要な役割を果たした兵士)になることを夢見て、小姓のジルー(竹村実悟)とともにパリに出てくる。そこで、三銃士として名を馳せる、アトス(オレノグラフィティ)、ポルトス(なだぎ武)、アラミス(平野潤也)、と決闘をする羽目になるが、決闘を始めた途端に、枢機卿・リシュリュー(陰山 泰)の護衛士が現れ・・・。
ルイ13世の失脚を企む宰相リシュリュー(陰山 泰)は、イングランドのバッキンガム公爵と条約を締結すべく、腹心のミレディー(しゅはまはるみ)を密使としてイングランドに送り込もうと画策し、リシュリューの謀反を知った三銃士とダルタニアンは・・・。
作中の名台詞とも入れる、「昨日の敵は今日の友」、「1人はみんなのために、みんなは1人のために!(One for all,All for one)」でも知られる名作。音楽面では、大嶋吾郎がスティーヴィー・レイ・ヴォーンのブルース・ロックを彷彿させる数々の楽曲で舞台を華やかに盛り上げる。
初日を前に行われた公開ゲネプロの終演後、小鯛、竹村、なだぎが登壇し、初日に向けての意気込みを語った。
ーー初日に向けての意気込みをお願いします。
なだき:いよいよ明日から始まりますので、楽しみにしていただけたらなと思っております。公演を重ねていく中でもっともっとブラッシュアップされていくと思うので、今日のゲネプロは1時間40分間くらいでしたが千穐楽は2時間半になっていると思います。
(一同笑い)
なだぎ:アドリブもこれからどう変わっていくかを楽しみしていただけたらと思います。
竹村:東京公演は10日間、大阪公演は3日間ありますが、千穐楽まで怪我なく病気もせず頑張りたいと思います!
小鯛:無事、明日の初日を迎えられることにまず安心しています。今日のゲネプロでは新たな課題が見つかったので、そこを改善して初日を100%の形でお客様に届けられたらなと思います!
ーーアドリブも多かったように思ったのですが、そのあたりいかがでしょうか。
なだぎ:演出家のスズカツさんが「ここはちょっと遊んでみよう」という部分がいくつかあるので、そこを(ストーリーから)脱線しすぎに切磋琢磨しながらどう遊んでいくかというのもまた楽しいところかなと思います。あとはやっぱり(小鯛と竹村の方を見て)お二方は今回主演が初めてですか?
二人:はい!
なだぎ:これがすごいじゃないですか!初めてというのはその瞬間瞬間でしかないから未熟なところもすべて初々しさですし、あまり気負い過ぎず緊張せず、それをも楽しんだら僕はいいと思います。それが二人のファンの方の楽しみになるんじゃないかなと思いますので。ちょっと失敗したからといっても焦らずに、僕も何回も失敗してますから(笑)。大船に乗ったつもりでこの舞台を楽しんだらいいんじゃないかなと、お二人を見ていて思いました。
ーー稽古では先輩の皆さんからたくさんのことを学ばれてきたと思いますが、印象深いことはありますか?
小鯛:今回ご一緒させていただいた皆さんは・・なだぎさんは僕がずっとテレビで見ていた方だったり、平野(潤也)さんは僕が知っているゲームの声優をやられていたり、いろんなところで活躍をされている方々で。その中で皆さんの稽古の臨み方やそれぞれのルーティンがあったので、そういったところを学ばせてもらって自分の中でいいものを作りたいなと思いました。
ーー竹村さんはアクロバットがすごかったですが。
竹村:ありがとうございます!スズカツさんが最初に自分で考えてという演出家の方で、今までは大人の方に言ってもらったことを自分の最大限を引き出してやっていたんですが、今は”自分から自分から”ということができるようになったので、これからのジャニーズでの活動の中でも広げていきたいと思います!
なだき:いいですね。
ーーお客様へのメッセージをお願いします。
なだぎ:『三銃士』というと銃士隊なので殺陣がたくさんあったりアクションが多いんじゃないかと思ったりすると思うんですが、ほんとにほぼないよね(笑)。
二人:そうですね(笑)。
なだぎ:会話劇なんですよ。僕も稽古に入るまでアクションごりごり多めなのかなと思っていたんですけど、けっこう会話劇で。お二人はまだ10代で初めての舞台でこれってけっこう難しいんじゃないかなと思ったりしたこともあって。僕がやっていても難しいなって思うところがいっぱいあるので、そういう意味でもなかなか大変な舞台なのかなと思うんです。でも大変な舞台だからこそやりがいがあると思うので、そういう彼らの初々しいさも踏まえて会話劇ですけども笑えるところもたくさんあるので楽しみにしていただけたらと思います。ありがとうございました。
二人:ありがとうございました!(揃って頭を下げる)
――竹村さんもお願いいたします。
竹村:あ!・・そうですね・・がんばりたいと思います!
なだぎ:ふふふふ(笑)。そやな!すべてはお前の腕っぷしで・・
竹村:オレの腕っぷしで勝ち上がりたいと思います(笑)。
なだぎ:すべては腕っぷしでのし上がっていくものですから(笑)。
(一同笑い)
ーーでは、最後に小鯛さんお願いします。
小鯛:今この舞台に立っている僕たちだけじゃなく、演出家さんやスタッフさんの皆さんが支えてくださってここまで来られた舞台なので、最後まで走り抜けることができると思っています!頑張ります!よろしくお願いします!
舞台『椿説 三銃士』〜One for all, All forone?〜の上演が決定。東京は、2023年4月28日(金)〜5月7日(日)ヒューリックホール東京にて、大阪は、2023年5月12日(金)〜5月14日(日)COOL JAPAN PARK OSAKA TTホールにて上演。なお、4月29日(土)、5月3日(水祝)、4日(木祝)、5日(金祝)の各13:00公演は、キャストと演出家によるアフタートークを開催。詳しくは公式HPを参照(https://sanjushi.jp/)
公演概要
舞台『椿説 三銃士』〜One for all, All for one?〜
【上演台本・演出】 鈴木勝秀
【音楽】 大嶋吾郎
【出演】 小鯛詩恩(ジャニーズJr.) 竹村実悟(ジャニーズJr.)
なだぎ武 オレノグラフィティ 平野潤也 / 木ノ本嶺浩 しゅはまはるみ / 陰山 泰
【日時/会場】
<東京公演> 2023年4月28日(金)〜5月7日(日)ヒューリックホール東京
<大阪公演>2023年5月12日(金)〜5月14日(日)COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール
【チケット料金】 全席指定 8,500円(税込)
【チケット発売日】 2023年4月9日(日)10:00〜
【主催】 エイベックス・エンタテインメント クオーレ
【公演に関するお問い合わせ】
<東京公演>キョードー東京 0570-550-799(オペレーター平日11:00〜18:00/土日祝10:00〜18:00)
<大阪公演>キョードーインフォメーション 0570-200-888(平日・土曜 11:00〜18:00)
【公式HP】https://sanjushi.jp/
【公式Twitter】@sanjushi_jp