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ジャンポール・ゴルチエ、城田優、ナジャ・グランディーバ らレッドカーペットに登場!『ファッション・フリーク・ショー』

ジャン=ポール・ゴルチエが手掛けるミュージカル「ファッション・フリーク・ショー」がアジア初上陸し、5月19日から渋谷ヒカリエ11階の東急シアターオーブで上演する。開幕に先駆け、18日本劇場でメディア向けに開催されたレッドカーペットおよび公開プレスコールに、東京公演開幕にあわせて来日したゴルチエと日本公演のスペシャルゲストとして本編に登場する、城田優、ナジャ・グランディーバ、七海ひろき、美弥るりか、そしてスペシャルサポーターとして、塩野瑛久が登場した。

世界的ファッションデザイナーとして知られるゴルチエの生い立ちやデザイナーとしての生涯を描いた本公演。2018年7月のフランス・パリ公演からスタートし、ロンドンでも公演、ヨーロッパで30万人が熱狂した。作・演出・衣裳をゴルチエ自身が手掛け、マドンナ、デヴィッド・ボウイや、ナイル・ロジャース「Le Freak」をフィーチャーした音楽にのせて、実際にパリコレを飾った200着を超えるオートクチュールを披露。振付はマドンナやクリスティーヌ・アンド・ザ・クイーンズのダンスを手掛けた振付師 マリオン・モーティンが手掛け、コンテンポラリーからストリート、ジャズなど多岐にわたるダンスによって魅了する、ランウェイミュージカルだ。

囲み取材レポート

――レッドカーペットを歩いての感想と今日のファッションのポイントを教えてください。

塩野:今日は、ファッションは自由ということだったので、自分を表現してけっこうカラフルにしました。私物でゴルチエさんのサングラスを3つほど持っていたので、そのうちの1つをつけてきました。
美弥:自分の好きな色が蛍光の黄色ということもあり、自由さを求めて自分の好きな色で表現できたらいいなと思いました。私は宝塚時代、ゴルチエさんの服が大好きで一生懸命お金を貯めてジャケットや男役らしいアイテムを買っていたので、本日(ゴルチエさんに)お会いできてとても光栄に思っています。
城田:今日はレッドカーペットということで、ファッショナブルに目元も普段とは違うメイクでダイナミックな感じにしております。ゴルチエアイテムとしては、スカーフを取り入れてジャンポール・ゴルチエの世界観を楽しめればと思っております。

ナジャ:ドラァグクイーンのナジャ・グランディーバとして、このレッドカーペットを歩く際にすごく派手な衣装にするのか、シックにモノトーンでキメるのかすごく悩んだんですが、この黒のゴルチエのネックレスがあったのでモノトーンを選びました。ゴルチエの洋服でボーダーが定番にあるんですが、ボーダーを着るとちょっとおもしろくないなと思って私的にひねりを入れて、ボーダーがぐにゃっと曲がった感じの衣装を選んで、ちょっと個性を出させていただきました。

七海:レッドカーペットを歩くということでいろいろ考えたんですが、私もゴルチエさんのブローチに合わせて少しシックな感じの中にも模様を入れて、黒に合わせてみたいなと思いました。私にとってファッションは自分の気持ちを高めてくれるもので、歩いている時に楽しく、気持ちが高揚できるものを考えながら選ばせていただきました。

――ゴルチエさんは、皆さんに会ってみていかがでしょうか。

ゴルチエ:皆さん、自由なファッションを楽しんでいるということがよく分かって、楽しみながら自分の個性を披露しているので素晴らしいと思います。自分の個性を周りに評価してもらうのではなく、自分自身が楽しんでいるということが重要です。ぜひ、これからも個性を引き出してください。ファッションというのは、自分自身の個性をどうやってみんなに見せるかということを楽しむかであり、そのファッションについて語るということを私はずっと追求してきました。素敵なゲストの皆さん、ありがとうございます。ぜひ、『このファッション・フリーク・ショー』を楽しんでください。

――ご自身が手掛けた公演が日本で公演されることについて聞かせてください。

ゴルチエ:長い間夢に描いていた日本公演が実現できたことはとても嬉しく思います。自分がデザイナーになるきっかけを作ってくれたのは日本の皆さんです。50年というパリコレを飾ったデザイナーとしてずっと活躍でき、そして日本公演を実現することができました。この作品は、50年の自分の人生を描いたストーリーになっています。東京公演、大阪公演とありますので、ぜひ、皆さまにも観ていただきたいと思います。日本の皆さま、そして今まで私をサポートしていただきましたオンワード樫山さんにもお礼を申し上げたいと思います。

――皆さまは既に公演を観られたのでしょうか。

城田:僕は海外公演の映像を見せたいただいて、これまでいろんな国でいろんなショーを観てきているつもりではいるんですが、本当に度肝を抜かれました。エンターテインメントというのはこういうことだなと。ちょっとクレイジーな発想がたくさんあってジャンポール・ゴルチエという唯一無二のショーという印象です。生で観るのがすごく楽しみです。

――日本ゲストの皆さまはどんなショーをされるのでしょうか?ネタバレにならない程度に教えてください。

城田:これはネタバレになっちゃいますよね(笑)?
全員:そうですね(笑)。
城田:普段、僕たちがステージに立つ流れとは少し違う登場と言いますか・・ね?
美弥:サプライズ・・
城田:サプライズ感はありますね。どうですか?
ナジャ:今日、登場の仕方を初めて聞いて、私自身もあんまり分かっていない状態なので、今の質問は逆に私がすごくサプライズかもしれないです。
(一同笑い)
ナジャ:ドキドキしてます。興奮もしています。
七海:きっと自分が想像しているよりもすごい場所ですごいことが行われるんだろうなという感じです。まだどういう景色が見えるのかまったく想像がつかないのでそこは本当に楽しみです。そしてそれを観た皆さんがどういう気持ちになるのも楽しみにしたいなと思っています。生を観ていろいろ感じる作品になるんじゃないかなと思います。
美弥:私も先ほどお聞きしたんですが、どの初日よりも緊張するんじゃないかなと思うくらいです。しかも私は日本ゲストさんの中で一番最初に登場しますので、何の前情報もなく登場すると思うと、きっと今までの作品の中で一番エキサイティングな日になるんじゃないかなと思っております。
塩野:僕は本番は出ないんですよ。だからいちファンとして皆さんを温かく見守っております(笑)。
城田:そうなの!?出るものだと思ってた。
ナジャ:すごい着こなせそうやもんね。
塩野:ほんとですか? (皆さんの公演を)楽しみしてます。

――ゴルチエさんとお会いされていかがですか?

塩野:めちゃくちゃ気さくな方ですよね。
(全員がうなずく)
城田:僕も袖で少しお話しさせていただいたんですが、本当に気さくで。英語もフランス語もそしてスペイン語もできて、僕はスペイン語で喋っていたんですが、こんなに気さくだとは思わなかったです。
ナジャ:ほんとそうですね。私は中学高校くらいからファッションショーを見るのが大好きで、ゴルチエのファッションショーをずっと見て、通学路をランウェイにして通学してたんです。本当にそれくらい大好きだったから、まさかこんなに気さくな方だと思ってなかったし、まさか隣に立てるなんてことも思ってなかったので、ほんとに今ドキドキしています。今、後ろのパネルを見たら、ここに(ゴルチエの口元)キスマークがあるじゃないですか。もう(ゴルチエに)キスした気持ちです。
(一同笑い)

ナジャ:今、遠回しに「あとで」って断られました。
(一同笑い)
ゴルチエ:これは(キスマーク)疑惑があるということを見せたかったんです。
七海:私は昨日、なかなか寝付けないくらい楽しみにしていました。今日お会いして、初めてなのに全然そんな感じがしないくらい気さくに話しかけてくださって、握手もしてくださってすごく嬉しかったです。

――普段、洋服を着こなす時に意識をしていることはありますか?

七海:「今日は何となく赤な気分」といったその朝のインスピレーションを頼りに、気分がより高まるものを選んでいくというのが私のファッションのこだわりです。
ナジャ:ナジャ・グランディーバと普通のおっさんの時のファッションのどっちに興味がありますか?
(一同笑い)
城田:普段はどういう・・
ナジャ:普段は、普通に全身黒いスエットの上下でー
城田:普段はあまりお洋服のこだわりはない感じなんですか?
ナジャ:いや、でもね。黒の中でも多少こだわりはあったりするんですけど、どちらに興味を持たれてるのかなと思ったんです。
城田:たしかに。それは大事です。
ナジャ:でも、ファッションでこだわってるという点ではやっぱりナジャ・グランディーバとなった時のドラァグクイーンとしての衣裳はものすごくこだわってますね。テレビの時とディナーショーをやる時も分けてますし。テレビの時は目立ちすぎず、光物はあまり付けないようにしてますけど、ディナーショーになると全部スパンコールだったりラインストーンが貼ってあって際どいものをはいてみたりとか。自由なファッション、そして自分の個性をさらけ出したファッションでディナーショーはやらせてもらってます。テレビの時と切り替えて楽しんでいます。
ゴルチエ:ぜひ、ディナーショーを見に行きたいです。
ナジャ:ぜひぜひぜひ!ディナーショーを見に来てくださった時にキスをします。
(一同笑い)
城田:僕は普段は7、8割モノトーンです。皆さんが仰っているとおり、ファッションって自由だと思っているので、あまりルールとかこう着た方がいいかなというよりも、それこそ七海さんが仰っていたようにその日の気分で色を加えたり、ちょっと攻めてみたりしています。日によって全然ファッションが違っていて、それは俳優でいろんな人になることをしているくらい、ファッションも全く違う人になるいというか。そこでテンションや気持ちも変わるので自由に楽しんでいます。
美弥:私はジェンダーフリーなファッションが好きなので、メンズとレディースを混ぜ合わせるファッションが多かったりします。あとはプロフィール的になる部分もあるので、どうしたらこのアイテムが人と被らず着こなせるかということにいつも重きをおいています。最近は髪も長くしたので、パンツをはいたとしても上は少し女性らしい体のラインがでる服を選んだり、少しずつジェンダーフリーの中でも自分の中で進化させていくことを楽しんでいます。
塩野:今でこそユニセックスってけっこうあったりすると思うんですけど、僕もレディースを着たりしますし、今回もこれレディースで。あとは周りから言われれることはあまり関係なく、自分が着たいものを着ることがいいなと思っています。今日もマネージャーにサングラスは止めといた方がいいかもと言われたんですが、いや!やりますってつけてきました(笑い)
(一同笑い)
城田:すばらしい!
塩野:髭も似合わないよという人もいると思うんだけど、ほんとにその時の気分とかひとつのファッションアイテムとして楽しむということが大事かなと思います。

――最後に、ゴルチエさんより日本の皆さまへメッセージをお願いします。

ゴルチエ:今日、皆さまのファッションのお話をいろいろ聞いたんですが、私が今日着ているのは自分のブランドではなく、日本の若手のクリエイターのブランドです。日本人のデザイナーのファッションは大好きです。私はデザイナーですので、エンターテインメントのストーリーを作ることは苦手です。そこは専門の方にお任せをして、私にできることは、エンターテインメントとしてのビジュアル的な見せ方です。ぜひ、皆さんこの『ファッション・フリーク・ショー』を観ていただいて、帰る時は音楽に合わせてステップを踏んで、そして目の中に素晴らしい光景を描きながら幸せな気持ちになっていただきたいと思います。

『ファッション・フリーク・ショー』2023年5月19日(金)~6月4日(日)東京・東急シアターオーブ(渋谷ヒカリエ11階)、 2023年6月7日(水)~6月11日(日)大阪・フェスティバルホールにて上演。


ジャンポール・ゴルチエ『ファッション・フリーク・ショー』
【スタッフ】 作・演出・⾐裳︓ジャンポール・ゴルチエ
【キャスト】 招聘来⽇カンパニーキャスト
【⽇本公演スペシャルゲスト】江口拓也、城田優、中川勝就(OWV)、ナジャ・グランディーバ、七海ひろき、美弥るりか
※五十音順
【日程・会場】
<東京> 2023年5⽉19⽇(⾦)〜6⽉4⽇(⽇) 東急シアターオーブ
<⼤阪> 2023年6⽉7⽇(⽔)〜6⽉11⽇(⽇) フェスティバルホール
【チケット料⾦】
<東京> VIP席30,000円(特典付)/S席︓13,500円/A席︓9,000円
<⼤阪> VIP席28,000円(特典付)/S席︓12,000円/A席︓7,000円
※VIP特典については、オフィシャルHPにてご確認ください。
【主催】 ファッション・フリーク・ショー 実⾏委員会
【企画製作】エイベックス・エンタテイメント/TS3/RGM Productions
【後援】在⽇フランス⼤使館/アンスティチュ・フランセ⽇本
【特別協⼒】東京クリエイティブサロン実⾏委員会 三井不動産 渋⾕ファッションウィーク
【お問合せ】
<東京> キョードー東京 0570-550-799(オペレータ受付 平⽇11:00〜18:00/⼟⽇祝10:00〜18:00)
<⼤阪> キョードーインフォメーション 0570-200-888(11:00〜18:00 ※⽇曜・祝⽇休業)
【公式HP】https://fashionfreakshow.jp/
【公式Twitter】@jpg_ffs_jp