主演 和田優希(SpeciaL/ジャニーズJr.)「自分が思っていた5倍 桃太郎だった」舞台版『伝説・桃太郎』稽古場記者会見
日本の国民的アニメ『まんが日本昔ばなし』を舞台化した、舞台版『伝説・桃太郎~鬼の絆~』の稽古場記者会見が、26日都内某所にて行われた。和田優希(SpeciaL/ジャニーズJr.)、大和悠河、黒田こらん、門戸竜二、松原智恵子、片岡鶴太郎がそれぞれの役衣裳で登場。
本作は、日本の国民的アニメ『まんが日本昔ばなし』から、あらゆる世代で人気を誇る名作「桃太郎」を、実写舞台にアニメーション映像を用いりながら、ファンタジックで美しい舞台美術の世界観を展開させる。
出演は、吉備の国 桃太郎役に、和田優希(SpeciaL/ジャニーズJr.)。そして、鬼 温羅役に門戸竜二。桃太郎のお供、吉備の国 犬次郎<犬飼健>に小西貴大。吉備の国 猿吉<猿楽森彦>に花園直道。吉備の国 キジ姫<留玉臣>に小越春花(NGT48)。赤鬼役を田代大悟、青鬼役を石井智也が務める。
さらに、男の神 イザナギノ尊役に片岡鶴太郎、女の神 イザナミノ尊に松原智恵子。「桃太郎」の育ての親である”おじいさん”と”おばあさん”の役でも登場する。また、大和悠河が鬼子母神<阿曽母>役、そして、イザナミの巫女 みやび<黄泉醜女>役に黒田こらん、妖っ子 カスミ役に谷田ラナ。
舞台映像を使用したデモンストレーションでは、松原と片岡が『桃太郎』のアニメーションに合わせ”おじいさん”と”おばあさん”のアフレコを披露。そして和田と門戸は、桃太郎と鬼との戦い合いを見せる殺陣のパフォーマンスを披露し、最後に大和悠河が、なぎなた手に立ちまわりを見せた。
会見では、上演に向けてのコメントと質疑応答が行われた。
上演に向けてのコメント
和田優希(SpeciaL/ジャニーズJr.)/吉備の国 桃太郎
今回、桃太郎を演じさせていただくということで、最初にお話を聞いた時はリアルに二度見をしてまして、マネージャーに「桃太郎役であってる?」と確認したんですが、やはり桃太郎ということでした(笑)。誰もが知っている大作の主演をやらせていただくということで、改めて『まんが日本昔ばなし』を見直しました。いろいろ思うところはありましたが、今回の公演を通してどの種族にも愛情を持って接する桃太郎の「優しさ」を、僕なりにお伝えできたらいいなと思っております。ぜひ、ご観劇の際はそういったところにも注目していただければなと思っております。
大和悠河/鬼子母神<阿曽母>
私は『まんが日本昔ばなし』が大好きで、子供の頃は毎週テレビアニメを見ることを楽しみにしていたので、今回参加させていただけて大変嬉しく思っています。『桃太郎』は、誰もがご存知の物語だと思いますが、『桃太郎』のお話をどんどん辿っていくと、古事記まで辿り着き、私も知らなかった『桃太郎』が浮かび上がってきて、人々の思いがこもっている物語なんだなと思いました。今回、副題が『鬼の絆』ということですので、鬼の絆を皆さんに感じていただけるように丁寧に演じていけたらと思っております。
黒田こらん/イザナミの巫女 みやび<黄泉醜女>
今回初めて共演をさせていただく方もいるんですが、稽古場は和気あいあいでとても楽しくお稽古をさせていただいております。楽しい場面が多いんですが、『桃太郎』をもう少し深く掘りさげていくとけっこう知らない部分があり、かなり意味のあるお話だと思っております。すごく勉強になると思いますので、小さいお子様から大人の皆さままで楽しめると思いますので、ぜひ、観ていただきたいと思っております。
門戸竜二/鬼<温羅>
台本を読ませていただいて、誰もが知っている『桃太郎』のお話しではないなと思いました。鬼には鬼になる事情があったり、桃太郎の父が鬼という皆さんが知っている『桃太郎』のお話には出てこない、ひと味違った『桃太郎』を皆さんに楽しんでいただけると思っております。鬼の親子の情や絆といったものがこの『伝説・桃太郎』の中には入っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
松原智恵子/おばあさん・女の神 イザナミノ尊
舞台はものすごく久しぶりですので、すごく緊張しております。皆さんの足手まといにならないように一生懸命やっていきたいと思っております。わたくしの役はイザナミという神様で、イザナギ(片岡鶴太郎)と仲よく日ノ本の国を作り、私は先に亡くなってしまうんですが、天国で見守っているという役でございます。よろしくお願いいたします。
片岡鶴太郎/おじいさん・男の神 イザナギノ尊
松原智恵子さんがイザナミ、私がイザナギということで、国づくりの神、尊(みこと)でございます。私もだんだん神がかってきまして、ヨガをやってずっと神との交信をやっておりますので、いよいよこういう神の役をやることになりました。今、イザナギ、イザナミをやるのは、日本では松原さんと鶴太郎しかいないんじゃないかと。そのコンビがお送りする『桃太郎』でございます。是非とも、ご覧いただきたいと思います。
質疑応答
――和田さんは、初舞台から一年経ちますが、今回主演をやるにあたって今のお気持ちは?
和田 初主演、初舞台も2回目で、そもそもジャニーズ公演以外の舞台も2回目ということで、舞台歴としてはだいぶ浅いところではあるんですが、もう一年経ったのかというくらい時間の経過を感じています。こういった機会をいただけることに感謝の気持ちでいっぱいですし、『桃太郎』というとんでもない大作をやらせていただくので、全力で臨ませていただきたいと思っております。
――桃太郎を演じるにあたり、周りの方からの反応はありましたか?
和田 ファンの方には、写真(メインビジュアル)が公開された時に、「ビジュアルが良い」と言われました(笑)。まず、桃太郎という時点ですごくびっくりされたのと、思っていた数倍桃太郎だったということを言われました。自分でも思っていた5倍、桃太郎だったので、皆さんの持っているイメージを崩さず、この舞台での桃太郎の良さを知ってもらいたいというプレッシャーとともにやる気が沸きました。
――出演者の皆さんから見て、座長・和田さんはいかがですか?
黒田 すごく落ち着いてらして、さっき年齢を聞いて「え!?」とびっくりしたくらい、すごく落ち着いてるんですよ。
和田 ありがとうございます(照)。
黒田 そしてしっかりしているので、桃太郎もこれからお稽古をしてどのようになっていくのか楽しみですし、一緒に絡むところもあるので私自身も楽しみにしています。
――門戸さんは、和田さんとの殺陣のシーンもありますが、稽古ではどのような感じなんでしょうか。
門戸 吸収力がすごくてびっくりしています。数々のステージに立っている経験がこういうところに出るだなと。さっきの殺陣のデモンストレーションの時、草履が脱げて飛んで行ったんですよ。それもうまく対応して。たぶん草履が脱げそうになって向こうに蹴ったんだと思うんですけど、いきなり立ちまわりでやれる人はなかなかいませんから、それはちょっとびっくりしました。それくらい飲み込みが早いです。
和田 ありがとうございます・・(照)。
――今のお言葉を聞いていかがですか?
和田 普段、『SpeciaL』のグループの中だと、まあポンコツ扱いをされることが多いので、こんな褒められ慣れてなくて・・熱いです(笑)。めちゃめちゃ嬉しいです。
(一同笑い)
――大和さんは、本日衣裳を着られていかがですか?
大和 赤が基調になっていまして、こんな素敵な衣裳を着させていただいてすごく嬉しいです。今回初めて着物を着てなぎなたを持ったので、本番のイメージが近づいた感じがしました。
――本番では歌も歌われると聞きましたが。
大和 そうなんです。歌も歌わせていただきます。一つは子守歌なんですが、後半では『かあさん』という『まんが日本昔ばなし』のアニメの最後に流れることがある曲を歌わせていただきます。大事に「かあさん」と思いながら歌いたいなと思います。
――片岡さんと松原さんは、神さま役ということで役作りはどのようにされていますか?
片岡 松原さんは神様の役は初めてですか?
松原 初めてですね。神様は。舞台もものすごく・・(久しぶりで)
片岡 50年前?
松原 40年かな?
片岡 40年ぶりですか。大丈夫ですか!?
(一同笑い)
片岡 セリフ覚えられますか?
松原 鶴太郎さん、すごいんですよ。もうセリフを全部覚えてらして。頑張ります。
片岡 役作りは何かしてますか?
松原 そのまんまです。
片岡 神様みたいな方で、ほんとに超天然ですからね。そのまんまでなんにも演技をする必要はないと思ってます(笑)。私も神様そのものですから、(一同笑い)そのまんまです。松原さんとの二人のシーンは、二人いるだけで何となく神々しく映ると思いますので、役作りしないでそのまんま。ド天然のままいきたいと思います。
松原 よろしくお願いいたします。
――黒田さんは、前回もこのシリーズに出られておりましたが、日本昔ばなしシリーズの魅力はなんだと思いますか?
黒田 実写版なので、出演者の方のそれぞれの個性が生かされる舞台だと思っております。
――松原さんから見て、和田さんの稽古の様子はいかがですか。
松原 だんだんだんだん良くなってきてます。回を重ねるごとに声も出て、良くなってきています。これからまだまだ稽古もありますので、頑張っていきましょう。
和田 ありがとうございます!優しすぎる神様なんです。ほんとに。どこまで優しいすぎます。ありがとうございます。
――最後に、和田さんから意気込みをお願いします。
和田 『桃太郎』という日本全国誰もが知っている大作をやらせていただくということで、桃太郎の優しさや立ち向かっていく勇ましさに重きをおいて演じることを大事にしていきたいと思っています。僕の思う桃太郎の魅力は、「分け隔てない優しさ」だと思っていますので、そういったところにも注目してご観劇いただけたらと思っております。よろしくお願いいたします!
舞台版『伝説・桃太郎~鬼の絆~』が、2023年6月7日(水)~6月11日(日)まで ヒューリックホール東京(東京・有楽町)にて上演。チケット好評発売中。詳しくは公式HPを参照。(https://mukashi-banashi.jp/)
公演概要
まんが日本昔ばなし 舞台版『伝説・桃太郎~鬼の絆~』
【原作協力】『まんが日本昔ばなし』(愛企画センター)
【上演台本・演出】 モトイキ シゲキ
【音楽】鎌田雅人
【配役/出演】
吉備の国 桃太郎: 和田優希(SpeciaL/ジャニーズJr.)
鬼子母神<阿曽母>: 大和悠河
吉備の国 犬次郎<犬飼健(忠実で勇敢)>: 小西貴大
吉備の国 猿吉<猿楽森彦(知恵と道案内役)>: 花園直道
吉備の国 キジ姫<留玉臣(勇気の声)>: 小越春花(NGT48)
赤鬼: 田代大悟
青鬼: 石井智也
妖っ子 カスミ: 谷田ラナ
イザナミの巫女 みやび<黄泉醜女>: 黒田こらん
鬼<温羅>: 門戸竜二
おばあさん/女の神 イザナミノ尊: 松原智恵子 〔特別出演〕
おじいさん/男の神 イザナギノ尊: 片岡鶴太郎 〔特別出演〕
【日程・会場】
<東京公演> 2023年6月7日(水)~6月11日(日)ヒューリックホール東京
【お問い合わせ】公演事務局:https://supportform.jp/event(平日10:00~17:00)
※お問い合わせは24時間承っておりますがご対応は営業時間内とさせていただきます。
なお、内容によってはご回答までに少々お時間をいただく場合もございますので予めご了承いただけますようお願い申し上げます。
【チケット料金】全席指定 9,500円(税込み)
【チケット一般発売日】5月21日(日)10:00~
【主催】舞台『まんが日本昔ばなし』製作実行委員会(エイベックス・エンタテインメント/プロデュースNOTE)
【公式サイト】https://mukashi-banashi.jp/
【公式Twitter】https://twitter.com/muka_bana_jp
まんが日本昔ばなし 舞台版『伝説・桃太郎~鬼の絆~』
【原作協力】『まんが日本昔ばなし』(愛企画センター)
【上演台本・演出】 モトイキ シゲキ
【音楽】鎌田雅人
【配役/出演】
吉備の国 桃太郎: 和田優希(SpeciaL/ジャニーズJr.)
鬼子母神<阿曽母>: 大和悠河
吉備の国 犬次郎<犬飼健(忠実で勇敢)>: 小西貴大
吉備の国 猿吉<猿楽森彦(知恵と道案内役)>: 花園直道
吉備の国 キジ姫<留玉臣(勇気の声)>: 小越春花(NGT48)
赤鬼: 田代大悟
青鬼: 石井智也
妖っ子 カスミ: 谷田ラナ
イザナミの巫女 みやび<黄泉醜女>: 黒田こらん
鬼<温羅>: 門戸竜二
おばあさん/女の神 イザナミノ尊: 松原智恵子 〔特別出演〕
おじいさん/男の神 イザナギノ尊: 片岡鶴太郎 〔特別出演〕
【日程・会場】
<東京公演> 2023年6月7日(水)~6月11日(日)ヒューリックホール東京
【お問い合わせ】公演事務局:https://supportform.jp/event(平日10:00~17:00)
※お問い合わせは24時間承っておりますがご対応は営業時間内とさせていただきます。
なお、内容によってはご回答までに少々お時間をいただく場合もございますので予めご了承いただけますようお願い申し上げます。
【チケット料金】全席指定 9,500円(税込み)
【チケット一般発売日】5月21日(日)10:00~
【主催】舞台『まんが日本昔ばなし』製作実行委員会(エイベックス・エンタテインメント/プロデュースNOTE)
【公式サイト】https://mukashi-banashi.jp/
【公式Twitter】https://twitter.com/muka_bana_jp