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演出・栗山民也×森田剛 舞台『ロスメルスホルム』メインビジュアル解禁!

2023年10月28日(土)より、愛知、兵庫、東京の3都市で上演される、森田剛主演舞台『ロスメルスホルム』のメインビジュアルが完成した。

「近代演劇の父」と称されているノルウエーの劇作家ヘンリック・イプセンが、1886年に書いた『ロスメルスホルム』は、古く凝り固まった時代から新しく解放されつつある時代の中、保守的な思想と進歩的な思想の人々との対立を、緊張感のある心理描写で描いた人間ドラマでだ。
この、イプセンの作品の中で最も複雑で多面的な演劇という評価がある一方、最高傑作のひとつともいわれる本作品を、2019 年読売演劇賞大賞・最優秀演出家賞に輝いた日本演劇界の巨匠・栗山民也が手掛ける。観客の想像力を刺激する演出とともに、物語のもつ命題にどのように迫るのか注目が高まる。

主演のヨハネス・ロスメルを演じるのは森田剛。ヒロインのレベッカに三浦透子。共演には、浅野雅博、谷田歩、櫻井章喜、梅沢昌代と確かな演技力を持つ俳優が顔を揃える。
今回完成した公演ビジュアルは、全体の色味は水をイメージさせるひんやりした青味、そして部屋を照らすのは窓からの光のみ。窓の向こうには物語の鍵となる水車、そして代々続く保守的な家の閉塞感と冷たい雰囲気をドラマチックに表現。
ロスメルとレベッカの本当の関係にはいったいどのような感情が隠されているのか……ロスメルスホルム(ロスメル家)で繰り広げられる奥深い人間ドラマに期待。

《ものがたり》
歴史と伝統に縛られたロスメルスホルムと呼ばれる屋敷には、所有者ヨハネス・ロスメル(森田剛)と家政婦のヘルセット(梅沢昌代)、そしてロスメルの自殺した妻ベアーテの兄・クロル教授(浅野雅博)の紹介により、レベッカ(三浦透子)という女性が下宿人として住んでいた。
ある日、ロスメル家を訪ねたクロル教授は、モルテンスゴール(谷田歩)が掲げる「新しい進歩主義」に対抗すべく、ロスメルを保守派に引き込もうとするが、ロスメルはレベッカの影響でこの古い体質から解き放たれようとしていた。
ロスメルは若い頃、家庭教師だったブレンデル(櫻井章喜)という自由思想家に影響されていて、レベッカは、その彼の後を継ぎ、自分こそがロスメルを自由にすることができる人物だと信じていたのだ。
説得を試みるクロルはレベッカがベアーテを死に追いやった原因だと告げる。「進歩主義の同志」というレベッカへの気持ちは愛情だったのかと気づくロスメル。心に罪を抱いたロスメルとレベッカがとった道とは……。


公演概要
『ロスメルスホルム』
【原作】ヘンリック・イプセン
【脚色】 ダンカン・マクミラン
【翻訳】 浦辺千鶴
【演出】 栗山民也
【出演】 森田剛 三浦透子 浅野雅博 谷田歩 櫻井章喜 梅沢昌代
<愛知公演>2023年10月28日(土)・29 日(日) 穂の国とよはし芸術劇場プラット
【チケット販売】2023年9月9日(土)10:00~
【チケット料金】 S 席¥10,000 / A 席¥7,000 (全席指定・税込)
<福岡公演>2023年11月3日(金・祝)~11月5日(日) キャナルシティ劇場
【チケット発売日】 2023年9月9日(土)10:00~
【チケット料金】 S 席¥11,000 / A 席¥9,000 (全席指定・税込)
<兵庫公演>2023年11月10日(金)~11月12日(日) 兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール
【チケット発売日】 2023年8月5日(土)
【チケット料金】 全席指定¥11,000(税込)
<東京公演>2023年11月15日(水)~11月26日(日) 新国立劇場 小劇場
【チケット発売日】 2023年9月9日(土)10:00~
【チケット料金】 全席指定¥12,000(税込)
【公式サイト】 https://www.rosmersholm2023.com
【企画・製作】 TBS/サンライズプロモーション東京