音楽劇『精霊の守り人』いよいよ29日開幕！開幕コメント&舞台写真公開

日生劇場開場60周年を記念し、ファンタジー小説の名手・上橋菜穂子による『精霊の守り人』の初の舞台化となる、音楽劇『精霊の守り人』が、7月29日(土)の初日を前に28日、日生劇場にて開幕前取材会が行われた。

本作は、精霊の卵を宿した幼いチャグム皇子と、皇子を守る凄腕の短槍使い、用心棒・バルサの冒険を、スペクタクルあふれる音楽劇として届ける。

主演のバルサ役は、明日海りお、梅田彩佳がＷキャスを務め、バルサを見守る呪術師見習い・タンダ役は村井良大、山崎樹範がWキャストで演じる。そのほか、呪術師のトロガイとチャグムの母・二ノ妃の二役に雛形あきこ、帝に仕える武人である狩人のジン役に渡部 秀、星読博士のシュガ役に水石亜飛夢、ジンの部下であるゼン役に小野塚勇人（劇団EXILE）、同じくユン役に健人、チャグムの父で新ヨゴ皇国の帝を唐橋 充が、チャグム役は黒川想矢・込江大牙がWキャストで演じる。また、声の出演として、麻実れいが作品を彩る。
演出にはTVドラマ『精霊の守り人』(第３部)や大河ドラマ『麒麟がくる』の演出を手掛け、舞台作品でも活躍するNHKエンタープライズの一色隆司。脚本は劇団マカリスター主宰の井上テテが担当。

開幕コメント

バルサ役／明日海りお（Wキャスト）

6月中旬くらいから集合しまして、スタッフの皆さまも演者も健康で今日の日を健康に迎えることができ、とても幸せに思っております。初日まで心を込めて稽古を重ねてまいりたいと思います。

バルサ役／梅田彩佳（Wキャスト）

日生劇場から始まり、たくさんの場所に旅公演で行けることを本当に楽しみにしております。いろんな劇場でお子さんが観てくださるので、何を得て帰ってくれるのか。ひとつでも多くのものを持ち帰っていただきたいので、最後まで精一杯頑張りたいと思います。

ジン役／渡部 秀

僕が演じるジンは、唐橋（充）さん演じる帝の手足となり闇で暗躍するバルサの宿敵となる狩人のリーダーです。今回は、音楽劇ということなので、是非とも生の演奏にも注目もしていただきつつ、まずは東京の千穐楽までみんなで怪我なく突っ走っていけたらと思っております。

シュガ役／水石亜飛夢

ファミリーフェスティバル公演、そして日生劇場さんの記念すべき作品で皆さんの前でお芝居ができることを心から嬉しく思います。この壮大な物語を幅広い世代の方に楽しんでいただくのはもちろん、お子さまも来られるということで、ある種“夢”を提示できたらなと思っております。そして、僕が演じるシュガは、”星読み博士”ということで、皆さまの心に伝わるように星を読みます。

ゼン役／小野塚勇人（劇団EXILE）

ファミリーフェスティバルということで、幅広い世代の皆さまに良い夏休みを過ごしていただけたらなと思います。公演は10月までありますので、このメンバーで最後まで駆け抜けていきたいと思いますので、皆さま応援の程よろしくお願いいたします。

ユン役／健人

観に来ていただける皆さまに楽しんでいただけるよう、まずは僕たちが手と手を取り合い、心を結びながら頑張っていけたらいいなと思っております。

帝役／唐橋充

とんでもない素晴らしい原作と日生劇場６0周年という記念すべき作品に出演させていただくことができ、まじめに生きててよかったなと思っております。そして、今回お子様も来てくださるということで、この夏のいい思い出になればいいなと思います。

チャグム役／黒川想矢（Wキャスト）

今日、この日が迎えられることにとても感謝しています。チャグムがお腹に精霊の卵を宿して大切に育てるというように、今日、この日この音楽劇『精霊の守り人』が生まれるような気がします。チャグムのいろんな思いが日本中の方々に伝わるように頑張りますので、よろしくお願いいたします。

チャグム役／込江大牙（Wキャスト）

チャグムの繊細な心や努力家な一面、そして責任感の重さというものを、劇場の皆さまにも味わっていただけるように演じますので、よろしくお願いいたします。

トロガイ・二ノ妃役／雛形あきこ

今回のお話の中で、ラルンガという化け物が出てくるんですが、トロガイは同じくらいお子さまたちに衝撃を与えてしまうかなと思う姿で出てきます。この夏、皆さんがいたずらしたり、宿題をしていなかったら、お母さんに「トロガイが来るよ」と、言ってもらえるくらいのインパクトを残せたらと思います。楽しんでいただけたらと思いますので、この夏ぜひ、劇場に遊びに来ていただけたらと思います。

タンダ役／村井良大（Wキャスト）

今回、ファミリーフェスティバル版と場特別公演版があるんですが、タンダはこの二種の公演で少し違いがあったりもしますので、そのあたりの差も楽しんでいただけたらと思います。劇場にお客様が入ってようやく舞台が完成いたしますので、お子さまの反応も今から楽しみです。最後まで頑張りますのでよろしくお願いいたします。

タンダ役／山崎樹範（Wキャスト）

今回、村井さんとダブルキャストということで、稽古場でも劇場に入ってからもダブルキャストがゆえに客観的にこの舞台を観ることができています。客観的に観ているいち観客として、本当に、本当に面白い舞台になっております。今この場にいませんが、アンサブルチームも歌や踊りや殺陣のプロの方々が垣根を越えて様々なシーンで大活躍をしています。そういうお芝居じゃない繋ぎの部分ですらも美しいというような舞台になっておりますので、見どころが満載でございます。

ゲネプロ舞台写真

©曳野若菜

なお、チケット好評を受け、期間限定で舞台のアーカイブ配信が決定。Wキャストは、バルサ役が明日海りお、タンダ役が村井良大、チャグム役が黒川想矢となり、2023年8月1日（火）13:00特別公演で開催される公演を収録したものとなる。配信期間は、2023年8月5日(土)～2023年8月13日(日)。配信チケットは各プレイガイドにて、2023年8月12日（土）16:59まで販売予定。詳しくは公式HPを参照。（https://moribito.nissaytheatre.or.jp）