北川拓実さん&鈴木悠仁さんインタビュー公開!MUSICAL SHOW『日劇前で逢いましょう』
懐かしの昭和歌謡と洋楽POPSを歌い踊る、MUSICAL SHOW『日劇前で逢いましょう』~昭和みたいな恋をしよう~が、2023年10月27日(金)から11月12日(日)まで東京・大阪にて上演される。
「日劇」を舞台に、現代から昭和の時代にタイムスリップしたアイドル志望の3人の若者たちが、その時代を生きたエンターテナーやスターとの交流を描く本作。懐かしの歌謡曲と洋楽POPSを歌い踊るだけでなく、ダンスやコントなども取り入れた華やかなショーとして披露される。
今回、plus aでは、主演としてアイドル志望の青年“タク”役を演じる北川拓実さんと、タクと同じアイドルを志望する青年“ジン”役の鈴木悠仁さんにインタビューを決行。
――出演が決まったときのお気持ちをお伺いさせてください。
鈴木 出演が決まったと知ったときは、(北川と)一緒に出ることは知らなかったんです(笑)。同じ時期に少年忍者のメンバーが出る舞台が決まってその話をしていたときに、「拓実も決まったんだ。どういう舞台?」って聞いたら全く同じで(笑)。そこで初めて知って、一緒に頑張ろうって話をしました。
北川 LIVE中に同じメンバーも違う舞台が決まったことを一斉にマネージャーさんから伝えられたんです。それぞれ伝えられて、僕たち同じ舞台だね。頑張ろうね。みたいな(笑)。
――ミュージカルが初挑戦となりますが、出演にあたっていかがですか?
北川 ミュージカルは、自分が挑戦してみたいジャンルのひとつだったのでとても嬉しいです。僕も悠仁も歌が大好きで、ステージで歌を披露する中でもっと高見を目指したい、もっと成長したいという気持ちがありました。そういった思いの中で、ミュージカルで勉強させていただき、たくさんのことを吸収して成長していきたいと思っています。ミュージカルの雰囲気も大好きで、事務所の先輩や少年忍者のメンバーが出演している作品をよく観に行っていたので、すごく憧れがありました。観る度に、僕だったらどうやるだろうと自分に置き換えながら、いつかお客様に自分がミュージカルをやっている姿を見てほしいという気持ちが大きくなりました。たから、今回ミュージカルのお話をいただいて、そのチャンスをいただいたからには成功させたいという思いが強くあります。
鈴木 自分は小さい頃から歌が好きだったので、歌がメインになっているミュージカルに携われることがとても嬉しいです。小さい頃は想像してなかったので頑張りたいです。
――グループのメンバーが一緒ということも心強いですね。
鈴木 そうですね。(北川と)一緒のグループになって6年経つので、それって中学高校ずっと一緒にいる感じじゃないですか。それくらい長い期間一緒にいるので、他のメンバーもそうですけど考えていることがちょっと分かったりします。
――北川さんは、鈴木さんが自分のことを考えてくれてるなと思う瞬間はありますか?
鈴木 あ、配慮はしてないんで(笑)。(考えていることは)分かってても配慮はしてないので、それはたぶんないと思います(笑)。
北川 (笑)。でも、悠仁がいると心強いというか。やっぱり歌はすごくうまいし、音域の幅も広いから。逆に歌えない曲とか音域的にないもんね?
鈴木 そうだね。
北川 それくらい自信を持ってやっているから。そういったところでも心強いし、普段から一緒にいるといった意味でも悠仁がいると安心します。
――事務所以外の初舞台を経験して、鈴木さんにアドバイスをするなら?
鈴木 それは聞いた方がいいですよね。
北川 当時は、お芝居のことは何も分からなくて読み合わせのときもただ台本を読んでるだけだったんです。最初は、恥ずかしくてどうやったらいいんだろうみたいな気持ちがあると思うんだけど、その恥を捨てられたときに初めてお芝居をする段階に入ることができました。最初は出来なさすぎて・・でもここでやらなきゃ絶対ヤバいってなったときに思い切ってやったら初めて演出家の方から「今のめっちゃ良かったよ」って言われて。そういうプライドというか恥を捨てられたときに初めていいお芝居ができるというか。そこが捨てられれば絶対に大丈夫だと思います。
鈴木 僕も生でお芝居をするのは初めてなのでそういうことが起こると思います。でも、結構日頃から恥をかいている人間なので、そういう恥をかく耐性があるのかなと思うと吹っ切るのは早いかもしれないです(笑)。
――「日劇」は当時の歌手の方にとって憧れの場所と言われていました。自分たちにとって憧れの場所はありますか?
鈴木 ぼくたち少年忍者にとっては、東京ドームとか?
北川 そこはやっぱり特別ですね。
鈴木 アイドルとしてそこに立つというのは、嵐さんとかすごい先輩たちと並ぶ・・とまではいかないですけど(笑)、競争相手になれる場所ですから。そこを目指してます。
北川 そのくらいみんなの憧れでもあるし、絶対に立ちたい場所でもあり目指したい場所です。「日劇」も昔の人にとって夢というか、そんな場所なんだろうなと思います。
――舞台では歴代の先輩方の歌を披露するシーンもありますが、プレッシャーなどはありますか?
鈴木 先輩の曲を披露することはこれまでもあったんですが、今回のように少人数で披露するとなるといつもと違う見せ方になるのかなと思います。
北川 そうだね。今度は僕たちを知らない方にも届けられるように。伝わるように。を目標に頑張りたいです。
――「少年忍者」のすごい!と思うところは?
鈴木 それはパフォーマンス中に思います。夏に僕たちのLIVEをやったんですけど、ほぼ毎日ポジションが変わってたんです。朝来てステージに立って調整をするんですが、口頭で変わるところもありますし、リハーサルで変わるところもあって。でもそれを瞬時に対応して変わらずにできるというのは、ほんとにすごいメンバーだなと思います。
北川 大人数のパフォーマンスというか、熱量というか。それはほかのグループのどこにも負けないなと思っています。少年忍者の曲で『Journey Must Go On』という曲があるんですが、パフォーマンス中に掛け声や組み技といった大人数で魅せる構成になっているんです。それが団体技といった一体感が熱量に繋がっていて、いろんな先輩方がいいねと言ってくださっていて。この前も堂本光一くんが、「あの曲すごくいいね」って言っくれたんです。ああいう掛け声がすごくいいよって褒めてくださって。熱量もあるし、少年忍者らしさもあるって。そういうパフォーマンスはどこにも負けないなっていう自信があります。
鈴木 21人もいたら意思統一が難しいんですけど、一人一人が同じ方向を向くことができる時点でちゃんとグループしているなって思います。
北川 それがグループの強みになっています。
――これまでに影響を受けた人はいらっしゃいますか?
鈴木 以前、ドキュメンタリーに出ていたアーティストの方で、曲作りでスタジオに寝泊まりをしていて、起きた瞬間鍵盤に向かって曲を作りはじめている姿を見て、それくらい情熱があるものを持っている人ってかっこいいなと思いました。
北川 京本(大我)くんです。京本くんの歌を初めて聴いた時、こんなに歌が上手い人いるんだって衝撃を受けたのを覚えていて。そこから僕の憧れの先輩になりました。それこそ京本くんもミュージカルをたくさんやられているので、そういうところでも憧れがあります。今回ミュージカルが決まったときに京本くんにも連絡をさせていただいたんですけど、ぜひ、アドバイスを聞きたいし、それを生かしたいなと思います。
――今回、初めましての方もいらっしゃると思います。「私の取扱説明書」重要事項は?
鈴木 好きなことを一定時間やりたいタイプです。今は歌とギターにハマっていて、いつも楽屋にギターを持ち込んで空いてる時間に弾いているので、それだけやらせてくれないかなと(笑)。同じ楽屋になったメンバーからはうるさいって言われるんですけど、気にせずに弾くのが楽しいです(笑)。
北川 それこそ悠仁は歌が好きだから一生歌ってるんですよ(笑)。楽屋でもそうだしリハーサル場所でも。どこでも一生歌ってて。たまにうるさいって言われてもそれでも続けちゃうんで(笑)。それくらい自分がやりたいと思ったことに熱中しちゃうタイプです。
――北川さんは?
北川 僕はどちらかというと人見知りというか。初対面の人にはわりと緊張しちゃうタイプです。なかなか自分から喋り出せずにいるんですけど、逆に仲良くなると自分からグイグイいくので、最初は話しかけてもらえると嬉しいです。。
――今日一日頑張れる、プラスアルファとなる言葉は?
鈴木 言葉というか、曲を聴きます。今聴いているアーティストさんは、文学みたいな歌詞で、それがほぼ哲学なんです。生きる力をもらえて、自然と元気がでます。
北川 心が折れそうなときは「頑張ったね」という言葉。「頑張ってね」という言葉があると思うんですけど、僕は「頑張ったね」って言われる方が好きで。心が折れそうなときって全部だめだ!って思っちゃいそうなんですけど、別に頑張ってないわけじゃないし、全部がダメなわけじゃないから、まずは頑張ったことを認めてあげて折れた気持ちを取り戻すというか。認めてあげることが自分に対しての優しさなのかなって思うから、そういう言葉を自分に言い聞かせてあげるようにしています。
――では最後に、本作を楽しみにしているお客様へメッセージをお願いします。
鈴木 僕たちが先輩の曲をやることは、ファンの方たちも楽しみにしてくれると思います。僕たちの親世代の方々が聴いている曲もたくさんあって楽しんでもらえる年齢層が広いと思うので、どなたが来ても楽しんでもらえるように僕たちが頑張ります!
北川 初ミュージカルということで皆さんも期待してくださっていると思います。その期待に応えたいですし、昭和歌謡という幅広く親しまれているものと日劇という愛されているものを僕たちなりに届けられるように頑張りますので、待っていてください!
公演概要
MUSICAL SHOW『日劇前で逢いましょう』~昭和みたいな恋をしよう~
【作・構成・演出】菅野こうめい
【音楽監督・編曲】大嶋吾郎
【振付】藤林美沙
【配役/出演】
タク(アイドル志望の青年・現代): 北川拓実
ジン(アイドル志望の青年・現代):鈴木悠仁
比奈子(天城 泉の娘・昭和):樋口日奈
まさ(アイドル志望の青年・現代):米良まさひろ
沢井健二(植本 剛のボーヤ・昭和):井澤巧麻
植本 剛(人気コメディアン・昭和):モト冬樹
天城 泉(スター歌手・昭和): 天童よしみ
クラスメイツ(コーラスダンサー)
きょうか 田中杏佳
ナナ 玉井七海
さつき 中原彩月
なみ 山村菜海
【日程・会場】
<大阪公演>2023年10月27日(金)~29日(日)COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール
<東京公演>2023年11月2日(木)~11月12日(日)サンシャイン劇場(サンシャイン劇場
【お問合せ】サンライズプロモーション東京 0570-00-3337(平日12:00~15:00)
【チケット料金】¥9,500(全席指定・税込み)*大阪公演・東京公演 共通
【チケット一般発売開始】9月30日(土)10:00
【公式HP】https://nichigekimae.com/
【公式X(Twitter)】@nichigekimae
【企画】クオーレ
【主催】エイベックス・ライヴ・クリエイティヴ/サンライズプロモーション東京/クオーレ