ICEx阿久根&八神、Lienel芳賀&近藤 出演 舞台『ソーセージ』開幕直前会見レポート&舞台写真公開!
シェイクスピアの作品の中で、最も短い戯曲『間違いの喜劇』を、ロックミュージックに彩られた現代的ドタバタ喜劇として蘇らせる舞台『ソーセージ』が、10月10日に東京・銀座 博品館劇場にて幕を開けた。同日、開幕直前会見および公開ゲネプロが行われ、阿久根温世(ICEx)、八神遼介(ICEx)、芳賀柊斗(Lienel)、近藤駿太(Lienel)らが登場した。
離れ離れになってしまった双子の兄弟と、その2人に仕える双子の召使いが巻き起こす騒動を描く本作。上演台本・演出は鈴木勝秀、音楽は大嶋吾郎のオリジナルで奏で、ロックな音楽に乗せ、新たな解釈の爽快な舞台作品として仕上げる。
開幕直前会見に、阿久根、八神、芳賀、近藤、そして上演台本・演出の鈴木勝秀が登場し、意気込みや本作への思いを語った。
――初日に向けての意気込みをお願いします。
阿久根 稽古が始まってからあっという間の本番で、カンパニーの皆さんと力を合わせてたくさん頑張って作ってきた作品ですので、たくさんの方に観ていただきたいなと思います!
八神 今回僕にとって初めての舞台で、同期のグループのみんなと一緒にやらせていただくということでいろいろな思いもありますが、全力で僕たちのお芝居を見せられたらなと思います!
芳賀 僕自身ほぼ初めての演技ですごく緊張もしているんですが、時間をかけて稽古をしてきたので、皆さんに120パーセント伝えられるように頑張ります!よろしくお願いします!
近藤 僕も初めての舞台でとても緊張しているんですが、一緒のグループの芳賀柊斗や同期のICExがいる中で僕にしかできない演技をこの舞台でみせられたらなと思います。
鈴木 今回はシェイクスピアを取り上げておりますが、シェイクスピアが観たら喜んでくれるかもしれないけど、シェイクスピア研究部が観たら「ふざけんなよ」っていうくらいおバカな演劇になっております。よくみていくといろんなところにいろんなヒントが隠されてされていて、さすがシェイクスピアだなと思わせられるようなところがあります。この若い方々と一番年上の蔭山さんとの年齢差がある中で、みんなで和気あいあいしながらやっているので楽しい舞台になっていると思います。
――自分たちのグループを飛び出して同期メンバーのグループの方々と一緒の舞台に立つことへの心境はいかかですか?
阿久根 ダンスと歌しか見てこなかったメンバーなのですごく新鮮ではあります。なんかこう・・最初で最後というか・・そんな気持ちもするというか・・
全員 最初で最後なの(笑)?
阿久根 そんなこともないな!(焦)(一同笑い)そういう特別すぎる機会を作っていただいたので、本気で楽しんで全力で向き合いたいなと思います。
八神 僕もEBiDANの同期と舞台を一緒にすることになるとは思っていなかったので、すごい新鮮な気持ちです。最初は稽古場に入った時にお互いニヤニヤしていてちょっと変な距離感だったんですけど、お稽古をしていく中で距離も近づいていい関係になったんじゃないかなと思います。
芳賀 最初は緊張をしていたんですけど、同じEBiDANということですごく安心もしましたし助けてもらう部分もたくさんあったので、こうして安心感を持って本番を臨めるのかなと思います。
近藤 歌やダンスといったパフォーマンスでしか見ていなかったので、稽古中や楽屋で知らない部分見えたりして面白かったです。
――稽古を通して演出のスズカツさんからいただいた印象に残ってる言葉などはありますか?
芳賀 僕は初めての舞台ですごい心配や不安なことがあったんですが、「全力で楽しめ」と言っていただいて、その言葉をずっと心の中に持ちながら「頑張ろう!」思って稽古に励んでいました。
阿久根 僕はアンティフォラスとどう向き合ったらいいのか悩んでいた時に、「やりきれ」という言葉をいただいて、役として1歩ステージに上がれたなと思っているので、僕の中でその言葉がずっと残っています。
八神 稽古に入った最初に「今を乗り越えればこれから楽しいことが待っているから」と仰っていただいた言葉が心に残っています。僕もお芝居が初めてだったので、なんでできないんだろうと思い詰めたりしていたんですが、稽古を重ねていくうちに自信もついて今はお芝居やっていてすごい楽しいです。最初は不安だなっていう気持ちもありましたが、その言葉をいただいて、今はすごい生き生きと弟ドローミオを演じられているんじゃないかなと思っています。
近藤 僕は稽古の最後の方の時に、まだ演技もうまくなってないなって思っていたんですが、「今は全然下手でもいいし、下手だって言ってくるやつがいたら俺が言ってあげるから」って。「これから成長していけばいいから」って言っていただいたことがすごく嬉しくて。なので、これから僕が成長していつか恩返しができたらいいなと思っています。
――皆さんの言葉を受けてスズカツさん、いかがでしょうか?
鈴木 パンフレットの企画で座談会をやったんですが、それがすごく面白くて。八神くんが、好きなものが勉強って言った時にそれだけでもう面白くて(笑)。阿久根くんがサッカーで近藤くんが野球が好きで。最後に芳賀くんイカ釣りって言った時には、もうそのキャラだけでいいんじゃないかなって思うくらい本当に面白い若者たちなので楽しく観ていただけると思います。
――スズカツさんから見て、双子の役の方々の似ているなと思うところはありますか?
鈴木 えっとー似てないです(笑)
(一同笑い)
鈴木 性格とか全部違うので。見た目も服装で似せてますけど、本人たちは似てないです(笑)。似てる部分があるとすると、緊張しいなところがドローミオ兄弟。アンティフォラスの二人ははっきり言って似ないですね(一同笑い)。でもこれはお芝居なので。しゅはまさんも加藤さんより年上なのに妹役をやっていたりするので、そういう意味でも似てなくても、二人は双子だったんだなって最後に思ってもらえたらいいんじゃないかなと思っています。
――最後に見どころとお客様へメッセージをお願いします。
阿久根 すごく笑える部分もありますし、演出もすごく凝っているので飽きずに最後まで楽しんでいただけるような作品になっています。ぜひ、たくさんの方に観ていただけたら嬉しいです!
八神 今回の作品に携わらせていただいて、舞台って硬いイメージも正直あったんですが、 すごい楽しくて。みんなで楽しめるいい作品になっていると思いますので、たくさんの方に観ていただきたいなと思います。
芳賀 僕自身、初めての舞台で貴重な経験をたくさんさせていただきました。シーンごとにいろんなことをやっていて飽きずに観られると思うので、瞬きをせずに1時間40分カピカピになって観ていただけたらと思います(笑)。今回の舞台は18歳以下の方は無料で観られたりもしますので、皆さんに楽しんでいただけるように僕自身頑張りたいと思います。
近藤 ストーリーも面白くて笑える部分もたくさんあるのでそこも観てほしいんです・・が、一番は僕の初舞台ということで、僕を全部見てほしいです(笑)。あんまり言っちゃいけないと思うんですけど、セリフが飛んじゃうかもしれない(笑)。もちろん頑張るんですけど、初舞台ならではということで、そういったところもぜひ、観ていただけたらと思います。
阿久根 保険かけてんじゃん(笑)
(一同笑い)
鈴木 ここに立っている4人以外にベテランの俳優陣が何役やっているんだろうと分からなくなるくらいやっているので、ベテラン俳優たちの底力というものもひとつ大きな見どころです。この若者たちとベテランたちがどういうお芝居をするのかをぜひ、観ていただきたいと思います。
舞台写真
公演概要
舞台『ソーセージ』
【上演台本・演出】鈴木勝秀
【音楽】大嶋吾郎
【出演】阿久根温世(ICEx)八神遼介(ICEx)芳賀柊斗(Lienel)近藤駿太(Lienel)
加藤夕夏しゅはまはるみ/駒田一/陰山泰
【日程・会場】
2024年10月10日(木)〜10月27日(日)銀座 博品館劇場
【チケット料金】SS席:13,200円(税込)/S席:8,800円(税込)
※SS席は1列目となります。※ご購入後の返金・クレーム及びお席の振替は一切お受けできません。予めご了承ください。
一般発売日:2024年9月8日(日)10:00〜
【主催】エイベックス・ライヴ・クリエイティヴ/クオーレ
【企画】クオーレ
※文化庁「劇場・音楽堂等における子供舞台芸術鑑賞体験支援事業」対象公演
【お問い合わせ】公演事務局:https://supportform.jp/event(平日10:00〜17:00)
※お問い合わせは24時間承っておりますがご対応は営業時間内とさせていただきます。
なお、内容によってはご回答までに少々お時間をいただく場合もございます。予めご了承いただけますようお願い申し上げます。
【オフィシャルHP】https://so-se-ji.jp/
【オフィシャルX】@soseji_st
作品ハッシュタグ#舞台ソーセージ