タクフェス第12弾 『夕 -ゆう-』開幕!初日会見レポート&舞台写真公開!
サンシャイン劇場にて、11月10日まで上演中のタクフェス第12弾『夕 -ゆう-』の初日会見の様子と舞台写真が到着。
タクフェスは演出家・脚本家、俳優として活躍をする宅間孝行によるエンターテイメントプロジェクト。2013年に第1弾を上演し、今回が第12弾となる。中でも『夕 -ゆう-』はタクフェスでも人気の作品で、今回、10年ぶりの再演となる。
舞台は長崎のとある町にある海の家兼民宿「あいかわ」。相川家のヤンキー3兄弟と、女子高生の夕と薫の初恋を描く甘酸っぱい青春ラブストーリーだ。一見どこにでも、誰にでも経験のあるような青春時代の思い出。そして最後には思いも寄らぬ衝撃の展開が、感動の嵐を巻き起こす。
10月31日のゲネプロ後に行われた初日会見には、矢島舞美、古屋敬多(Lead)、松本幸大、中村静香、三戸なつめ、浜谷健司、藤田朋子、宅間孝行が登場した。
ーーでは、初日に向けての意気込みをお願いします。
宅間 相川 登 役を演じます。10年ぶりに上演する『夕-ゆう-』は、非常に人気のある作品でございます。次いつやるかわからない作品ですので、ぜひともこの機会に多くの皆さんに観ていただきたいという思いがいっぱいです。
矢島 三上 夕 役を演じます。タクフェスの中では人気の作品だと聞いていたのでプレッシャーもありましたが、やるからには今までの作品を超えてやりたい!という意気込み十分で挑んでいます。みんなでいい作品を作っていきたいと思っていますので、たくさんの方に感動や笑いをお届けできるように頑張りたいと思います。
古屋 相川・・ん?ん?あいかわ何だっけ・・?相川ですよね?(笑)
浜谷 役に対して愛がないなあー!
(一同笑い)
古屋 いやいや違う違う(笑)
浜谷 そう思いませんかー?皆さん!(会場に呼びかける)役名が出てこないなんてあります?(一同笑い)
古屋 すまんけえ、すまんけえ(笑)。今回10年ぶりの上演で人気の作品に加えて、宅間さんがやっていたということでものすごくプレッシャーで毎日つぶれそうです(笑)。宅間さんを倒さない限り超えることはできないと思うので、もう・・怖いです(笑)。でも気合入ってます!がんばるばい!!
藤田 相川登さんの奥さんです。お稽古では宅間さんは演出をされているので一緒に立つことがあんまりなかったので、ゲネプロの時、舞台袖の暗闇の中でお父ちゃんを感じながら、改めて夫婦なんだなと思いました。 最年長ですが、若い人たちに交じって頑張りたいと思います。
松本 僕自身タクフェスは初参加になるんですが、参加するまでの方がすごく緊張していたなと思います。約1ヶ月間稽古をさせていただいて、いろんなギフトいただきましたが、本当に楽しく演じさせていただいています。この楽しい気持ちを、そして演じることが好きだという気持ちを千秋楽まで突き詰めていきたいと思っています。そして全国6都市回らせていただくので、体調管理バッチリして皆さんとともに頑張っていきたいと思います。
中村 私もタクフェスは初参加になるんですが、プレッシャーと緊張と、でも楽しみもありながら毎日お稽古をさせていただいておりました。宅間さんが一人一人の役がよく見えるように本当に細かく丁寧に演出してくださって、キャストみんなで手を取りながら毎日励んだお稽古でした。この作品がより良い形で皆さんのもとにお届けできるように、私も自分と向き合っていきたいと思っておりますので、皆さんご協力のほどよろしくお願いいたします。
三戸 劇場に入って客席を見て、お客さまがいることにわくわくわく感が増しながら演じていました。明日からの初日も体調管理をしっかりして、一公演一公演レベルアップできるようにみんなで頑張って最後まで突っ走りたいと思います。
浜谷 はい。えっと・・・三上・・なんでしたっけ?
古屋 あははは
浜谷 すみません(汗)。振りが長すぎでこんなにスベるとは思いませんでした!
(一同笑い)
浜谷 すぐやるべきでしたね!すみません!このことばかり考えてたんで。浜谷健司です。以上です(笑)
(一同笑い)
――矢島さん、先ほどのコメントでもありましたが、前作を超えるぞ!ということで、自分の中での出来栄えはいかがでしょうか。
矢島 いやっ!まだまだいけますよね?
古屋 いけます!
矢島 今日は今日のベストを尽くしました。みんな。でもここから・・
宅間 今日は大事なところをけっこう飛ばしてましたよ(笑)。
矢島 それは言わないでおいてください(笑)。
宅間 今までのヒロインは錚々たる人たちがいますけど、今回どうですか?
矢島 それは宅間さんに評価していただかないと(笑)。
宅間 前回は内山理名さんがやってましたけど、内山を越えてます?
矢島 超えます!
浜谷 超えてた!
矢島 超えてた?
浜谷 その一言だけもらえればあとは(記者が)切り取るから。
(一同笑い)
矢島 それは観る方が判断することですから意気込み的には超えてやるぞ!という気持ちです!
――松本さんと古屋さんは、“敬多幸大“と呼ばれていたりしますが、初共演をされていかがですか?
古屋 なかなかお会いする機会がなくて、今回初めてなんですけど・・
宅間 素晴らしいですね。
古屋 とても良いことだと思います(笑)。
松本 ほんとに良いことというか、未来に向かって良い意味で変化していっているということが今回の共演にも表れていると思うので僕も嬉しいです。タクフェスの『夕-ゆう-』で共演できたということも大きいなと僕は思ってます。
古屋 そうだね。
宅間 最後のダンスタイムでふたりが一緒に踊るというのもレアですからね。
松本 このレア感も届けたいですね!
――稽古場でのおもしろエピソードはありますか?
全員 おもしろ!?
宅間 ここは浜谷さんに。
浜谷 ええーー・・(考えて)しーちゃん(中村)がけっこうひどくて・・
中村 それはどういう意味ですか(笑)?
浜谷 私、一応年長者で芸歴も上なので(中村が)質問してくれるんですよ。あそこどうしたらいいですか?って。私も演技指導まではいかないんですが、アドバイスをするんです。それを稽古場で宅間さんの前でやった時に、俺の教えたやつがことごとく却下されるんです。「何それ?何その動き!」って。そしたらしーちゃんも速攻で「これ健司さんに教わったやつです!」って俺、吊るしあげられて・・
(一同笑い)
浜谷 チクリ癖があるんで気をつけてください!
矢島 そんなことないよね。しーちゃん(笑)。
中村 (頷いて)でも、浜谷さんにもらったアドバイスどおり宅間さんにお見せしたら違う!ってなって(笑)。事実を言ったまでです(笑)!
浜谷 すみません、ほんとに。
中村 すみません(笑)。
浜谷 我々のおもしろエピソードはこの程度だよ!
(一同笑い)
古屋 でも宅間さん、ダンスがんばられて・・・
宅間 やめろやめろ!(一同笑い)
浜谷 “がんばられて”ってすごい下にみてるじゃない(笑)。たしかにちょいちょい外してるよね。宅間さん(笑)。
矢島 でも一生懸命練習してて・・
宅間 一生懸命って言うなよ!
古屋 そう!汗だくでやってましたよね(笑)
浜谷 本人できてると思ってるから(笑)
宅間 違うんですよ。今回すごい踊りが上手な人が多くて、史上初の振り入れの早さだったんですけど、ダンスになるとヒエラルキーが逆転するんです。(一同笑い)僕が一生懸命ダンスをやっている時、もう嬉しそうな敬多がニヤニヤして、「あれ?まだそこをやってるんですか」って。
古屋 そんな簡単なやつを一生懸命って(笑)。
浜谷 これは敬多と幸大に聞きたいね。
松本 ほんとの思いを言うと前から見て直したいです(笑)。位置とかすごい気になっちゃうんです。
宅間 前から見て直していいよ。
松本 いいですか?
宅間 僕は全然やりたいです。
(一同笑い)
――では、最後に宅間さんよりお客様へメッセージをお願いします。
宅間 お芝居はもちろん素晴らしいものを皆さんにご覧いただきたいので一生懸命お稽古をやってきました。そして本編が始まる前や後も楽しんでもらおうと、いろいろな企画を用意してお祭り騒ぎになっております。演劇はあんまり観たことがないという方にも打ってつけの舞台ですし、この『夕-ゆう-』という作品は特に入りやすい演出となっておりますので、ぜひ、騙されたと思って劇場に遊びにいらしていただきたいなと思います。お待ちしております。
舞台写真
©︎岩田えり
公演概要
タクフェス第12弾『夕 -ゆう-』
【出演】
矢島舞美、古屋敬多(Lead)/松本幸大、中村静香、久保田秀敏、三戸なつめ、浜谷健司/廣瀬智紀、大薮丘、吉田英成、住永侑太 吉川真世(劇団4ドル50セント)、市島琳香/藤田朋子/宅間孝行
【作・演出】宅間孝行
【日程・会場】
<東京公演>
2024年11月1日(金)~11月10日(日)サンシャイン劇場
<大阪公演>
2024年11月14日(木)~11月17日(日)梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ
<福岡公演>
2024年11月23日(土祝)~11月23日(土祝)キャナルシティ劇場
<名古屋公演>
2024年11月29日(金)~12月1日(日)ウインクあいち大ホール
<札幌公演>
2024年12月12日(木)~12月12日(木)カナモトホール(札幌市民ホール)
※チケット詳細は公式HPをご参照ください。
【公式HP】https://takufes.jp/yuu2024/
【公式twitter】@TAKU_FES_JAPAN