超特急・小笠原海 主演 舞台『聖剣伝説3』開幕レポート&舞台写真公開
超特急・小笠原海が初主演を務める舞台『聖剣伝説3 TRIALS of MANA THE STAGE』が3月7日に東京・サンシャイン劇場にて開幕した。公演に先駆け、初日前会見とゲネプロが行われた。
『聖剣伝説3 TRIALS of MANA』は、『聖剣伝説』シリーズの3作目として1995年に発売されたアクションRPG 『聖剣伝説』のフルリメイク版として発売され、世界累計出荷・DL販売本数100万本を突破した超人気作。マナの力を利用し世界征服をたくらむ勢力の争いに巻き込まれながら、必死に運命に抗う若者たちの旅立と試練の物語を描く。
出演は、主演の小笠原 海をはじめ、青柳塁斗、飯窪春菜、礒部花凜阿久根温世(ICEx)、宮崎あみさ。さらに、最上もが、高尾颯斗(ONE N’ ONLY)、桜庭大翔、野本ほたる、山本龍人(ICEx)。また、石坂 勇、高木トモユキ、原西孝幸(FUJIWARA)、合田雅吏といった、豪華キャストによる繊細な演技、世界観に没入できる壮大な映像演出舞台化による新たな6人の物語をお届けする。
会見には小笠原、青柳塁斗、最上もが、原西孝幸(FUJIWARA)、合田雅吏が登場。開幕に向けてやそれぞれのピーアールポイントを語った。
―――初日に向けての意気込みをお願いします。
小笠原 素敵なキャストの皆さん、そして素敵なスタッフの皆さんと作り上げたこの舞台を原作、そして作品のリスペクトを持って生きたいと思っております。よろしくお願いいたします。
青柳 2月頭から毎日のように稽古をしてきました。カイくんがたくさん殺陣を頑張ってたくさん汗をかいていますので、そこをぜひとも注目して楽しんでいただければと思います。
最上 私は5年ぶりにお芝居をするので、皆さんの足を引っ張らないようにと思いながら挑戦しております。今回、小笠原さんを筆頭にムードメーカーたちがたくさん現場を盛り上げてくださって毎日とても楽しかったので、あっという間の本番だなと感じています。楽しみな反面、もう終わるのが寂しいです。なので、ぜひ皆さんたくさん観に来てほしいなと思います。よろしくお願いします。
原西 死を食らう男、「俺やで!」ということで、FUJIWARAの原西です。ほんまに原西か!って言われたら、面を取らないのでなんともですが、でも本人が言ってるんで間違いなく僕です(笑)。初めて2.5次元の舞台に参加させていただいたんですが、皆さまの殺陣がとんでもないことになっていて、そのすごい迫力は僕も稽古を見ていて思ったので、皆さんもすごく感動していただけると思います。ぜひ楽しんで観てください。よろしくお願いします。
合田 今回、下が17歳から上が63歳という、稽古場のある一角がおじいちゃんと孫みたいな現場でした(笑)。ほのぼのとしながらも、アクションはとても高度なことをやっているので、緊張感がありながらもカンパニー全員ですごく楽しくやっています。竜帝はラスボスなんですが、1度ぐらいは勝つつもりでやってます(笑)。
小笠原 そうなんですか?勘弁してくださいよ(笑)。やばい(笑)。
――小笠原さんは、本格舞台での初主演となりますが、座長を務められていかがでしたか?
小笠原 いわゆる座長みたいなものではなかったかもしれないんですが、僕なりにカンパニーの皆さんと稽古や本番を楽しく迎えられたらいいなという思いでやらせていただきました。あんまりすごい座長とは思ってはいないんですけど、みんなで一丸となって作品を作っていければいいなと思って取り組ませていただきました。
――キャストの皆さんから見てカイさんの座長っぷりはいかがでしたか?
合田 素晴らしかったね
最上 素晴らしかったですね。
原西 もう最初からずっーと殺陣をやってるんでね。本当に大変だなっていう。それを見て、がんばらなあかんなってこっちも士気が高まるっていう感じがありました。
合田 これだけ登場人物がいるので、順番にアクションがあるけど、カイに関してはずっと出てるっていう。
小笠原 そうですね、
合田 全く弱音も吐かないし、「できます」「いけます」って。座長がそうやって引っ張ってくれるとみんなついていくので、見事な座長だったと思います。
――皆さん、衣裳やウィッグといった扮装が素晴らしくてお客様もびっくりされると思うんですが、青柳さんは実際の筋肉がまる見えになっていますが、けっこう鍛えたりされんたでしょうか。
青柳 まったく筋トレはしてないですね。
原西 めっちゃ腹筋してたやん!
(一同笑い)
青柳 今回は女性陣もボディラインが見えるメンバーが多かったので「筋トレ教えて」みたいな時間がありました。なぜか腹筋してたら演出部の方も来たりとか(笑)。
小笠原 そうですね。
青柳 みんなで筋トレをする時間がありました。
最上 ヒィヒィ言ってましたね(笑)。
小笠原 みんなをヒィヒィ言わして自分だけ涼しい顔して(笑)。
合田 こんなのでヒィヒィ言うの?って(笑)。
(一同笑い)
青柳 カイくんからおはぎの差し入れがあったんですよ。おはぎって低脂質で体づくりにはもってこいだったので、ぼくと桜庭大翔っていうでかいヤツでバンバン食べて・・いい座長でした。
小笠原 あははは。やめてください(笑)。
最上 すごいんです!差し入れが。
小笠原 いやいやいやいや
――最上さんは5年振り、そしてご出産されての初舞台ということで子育てとの両立はいかがでしたか?
最上 実はお芝居を諦めていたところがありまして。お芝居の現場ってかなり時間を取られることが多いんですが、今回は役柄的にも出やすくスケジュールの面もかなり考慮していただいたので出演することができました。実は今日娘が来ていて、本当は保育園に行く予定だったんですが、「ママの女王様みる!」と言って私の母が一緒に来てくれたんです。たくさんの方に協力をしてただいてこうしてステージに立てることができてめちゃくちゃ嬉しいです。ただ娘は見てもう満足したので、多分帰れる状態です(笑)。
小笠原 ゲネプロ観ずにですか!?(笑)
最上 ゲネプロを観てくれるか分からない感じですが(笑)、今なんとか時間を潰しております(笑)。
――原西さんは顔がまったく見えないですが。
原西 いや、でもね。例えばアニメとかゲームとか、実写化で映画や舞台化したりするじゃないですか。それで「あれ?なんか思ってたイメージと違うなあ」みたいなのってあるんですけど、僕が一番ゲームに近いですからね。顔が。
最上 たしかに!
小笠原 まさしく!
原西 まんまですからね!なんの文句も言えませんよ。
(一同笑い)
――合田さんは、たくさんの舞台を経験されていますが、今回のカンパニーの雰囲気はいかがでしょうか?
合田 カンパニーの雰囲気がすごい良くて、演出の(松多)壱岱さんにちょっと注意されるくらい和気あいあいしてました。
最上 仲が良すぎ(笑)。
合田 それもカイが明るくてすごい一生懸命やっていて。ほぼ出ずっぱりなんですけど、それでもちゃんと周りを見てるんですよね。あと、年齢の幅がある割にみんなフランクに話してるイメージがあるね。
小笠原 そうですね。
合田 これまでいろんなカンパニーを見てきましたけど、1、2争うくらい良いカンパニーだと思います。
――最後に、みなさんの見どころやアピールポイントを教えてください。
青柳 父親の獣人王やルガーという獣人の仲間と争うシーンがあるんですが、僕は6人のメンバーの中で唯一武器を持っていないので、必死に素手でアクションしているところをぜひとも注目していただければと思います。
最上 私が1番好きな推しキャラが、美獣イザベラなんです。野本ほたるちゃんが演じているんですが、初日の本読みの時からすごく好きな感じで演じられてて、なかなか癖のあるキャラなんですけど、その癖が全開で出てくると思うので彼女の登場を楽しみにしていただきたいなと思っています。
原西 ストーリーとアクションを観ていただければ間違いなく楽しめると思います。僕的にはどっかでギャグやるぞっていうね。やってやりますよっていう気持ちでいます。ストーリーに関係なくギャクやりますので楽しみにしていてほしいなと思います。
合田 最後のアクションシーンは観ていただきたいなと思う中で、ゲームに詳しい方に対してある意味サプライズ的な秘密兵器を出しますのでぜひ、そこを注目いただけたらと思います。
小笠原 原作の発売から30周年を迎えるこの年に、こうして舞台化できることがすごく光栄だなと思います。原作やリメイク版をプレイしていた方にとっても、動かしていたキャラクターたちが自分の手を離れて舞台の上で動き出すというのはすごく新鮮な経験だと思います。今回は、原作を基としたオリジナルストーリーとなるので、原作では3人しかプレイできなかったのが6人一斉に動き出すという、ここでしか見られないものとなっております。とても貴重な経験だと噛み締めながら僕たちもお芝居させていただきますので、皆さんに楽しんでもらえたら嬉しいなと思っています。
舞台写真
公演は、東京公演を3月16日(日)までサンシャイン劇場にて、大阪公演を4月4日(金)~4月6日(日)COOL JAPAN PARK OSAKA TTホールにて上演。さらに、オンラインライヴ配信サービス「Z-aN(読み:ザン)」にて、東京公演千穐楽の3月16日(日)12:00公演の生配信が決定。詳しくは公式HPにて(https://seiken3-tom-stage.com/streaming.html)
公演概要
『聖剣伝説3 TRIALS of MANA THE STAGE』
【原作】 聖剣伝説3 TRIALS of MANA(スクウェア・エニックス)
【音楽】 菊田裕樹
【脚本・演出】 松多壱岱(ILCA)
【出演】
小笠原 海(超特急)
青柳塁斗 飯窪春菜 礒部花凜 阿久根温世(ICEx) 宮崎あみさ
最上もが 高尾颯斗(ONE N‘ ONLY)
桜庭大翔 野本ほたる 山本龍人(ICEx)
石坂 勇
高木トモユキ 原西孝幸(FUJIWARA)
合田雅吏
ほか
【日程・会場】
<東京公演>2025年3月7日(金)〜3月16日(日)サンシャイン劇場
<大阪公演>2025年4月4日(金)〜4月6日(日)COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール
【チケット料金】
全席指定 12,100円(税込)
※未就学児童入場不可
※ご購入後の返金・クレーム及びお席の振替は一切お受けできません。予めご了承ください。
【一般発売日】2025年2月2日(日)10:00~
【お問合せ】
<東京公演>公演事務局:https://supportform.jp/event(平日10:00~17:00)
※お問い合わせは24時間承っておりますがご対応は営業時間内とさせていただきます。
なお、内容によってはご回答までに少々お時間をいただく場合もございますので予めご了承いただけますようお願い申し上げます。
<大阪公演>キョードーインフォメーション:0570-200-888(平日・土曜11:00-18:00 ※日祝休み
【主催・企画・製作】 エイベックス・ライヴ・クリエイティヴ
【企画協力】 スクウェア・エニックス
【公式HP】 https://seiken3-tom-stage.com/
【公式X】 https://x.com/stage_seiken
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