「THE BLANK!」いよいよ明日開幕!囲みレポート公開!!
いよいよ明日開幕!本番前の意気込み語る!!
9月14日(土)より、よみうり大手町ホールにて開幕する舞台「THE BLANK!~近松門左衛門 空白の十年~」。
本日、公演に先立って舞台挨拶と公開ゲネプロが行われました。
舞台挨拶に登壇されたのは、浜中文一さん、江田剛(宇宙Six/ジャニーズJr.)さん、 内藤大希さん、ラサール石井さん、そして、演出を務める鈴木勝秀さん。
まずは、それぞれの役どころからご紹介
浜中「近松門左衛門をやらせていただきます。初めて実在の人物を演じるのでどうしようかなと思ったんですけど、すごい楽しいです」
ラサール「私は恐れ多くも、後水尾上皇(ごみずのおじょうこう)という役でございます。舞台上では“ごみのお天皇”と呼んでるんですけど。江戸時代では”ごみのお”が正しいとされているようで。でも、教科書では“ごみずのお“と記さているので間違いではないんです。
江田「のちの大石内蔵助、大石良雄を演じます。前に他の舞台では、近松門左衛門をやらせてもらったことがあるんですが、それのご縁といいますか、近松さんが呼んでくれたのかなと思って嬉しく思ってます。でも、本格的な和の舞台に出演するのは初めてなので、こうしたしっかりとした着物とかもそうですけど着付けとか教えてもらったりして、そういう勉強になったことが結構あります。」
内藤「松鹿平馬(まつがへいま)という役をやらせていただきます。文ちゃん(浜中文一)と江田君と塩の道という事業を一緒に立ち上げて進んでいくという役どころになっています。着物も稽古中から着させていただいていて自分で着れるようにもなりました。」
Q今回の舞台のこだわりは?
鈴木「和ものなので、しかも登場人物が実際にいた人なのでそこら辺はあまり嘘ばっかり書くわけにはいかないので(笑)、いつもより脚本を書くのに時間が掛かったりとかはしました」
Q知的エンターテインメントというのは?
鈴木「結構自分では歴史のこと分かっているのかなと思っていたんですが、実際書き始めていくと知らないことだらけで、それがまたすごく面白くて。近松門左衛門の人生というのが20代の頃の資料が全く残っていなくて、近松洋男(ちかまつ ひろお)さんという近松のご子孫の方が書かれた本があって、それが口伝として近松家に伝わっている。それが想像を絶するくらいの驚くべき話で。これは是非舞台化したいなという風に思って、構想し始めてから3年くらいかかりましたかね。」
Q浜中さんも近松門左衛門について調べられたりしたんでしょうか。
浜中「多少調べましたけど、調べてもすぐ忘れちゃうんで(一同笑い)。調べたっていう事実はあるんですけど、結果、調べてないってことになりますよね、忘れるから(笑)」
ラサール「私も結構調べさせていただきました。忠臣蔵あるでしょ、有名な。それから、近松門左衛門がいっぱい本を書いて。その前夜の物語。これから後に忠臣蔵がある。この後こうなっていくのかっていう前がわかる芝居なんです。まさか大石内蔵助と近松門左衛門が知り合いって思わないじゃないですか。そこら辺も面白いんですよね。名前だけですけど吉良(上野介)も出てきますから。」
ラサール「それを淡々とやるとそれほど面白くないっていたら失礼ですが(一同笑い)、興味ないじゃないですか、若い人も。だけど、鈴木さんがすごい遊び心のある演出ですごい面白いんですよ。すごいドラマティックで。音楽も和だと思ったらあっと驚くみたいな。」
Q.見どころ、見せどころは?
浜中「今回、初めて歌舞伎を・・・(一同笑い)勉強させていただいて・・・(一同笑い)先生にも教えてもらって」
鈴木「スペイン語で歌舞伎をやるんです。スペイン語を歌舞伎調で。何度も観ても抱腹絶倒?(一同笑い)」
江田「いろんな役者さんたちの芝居しているところを稽古場で見てて、こういう風にお芝居を作って楽しくしていくんだなっていう、作品作りとかが勉強になりました。あと、少しだけ振り付けもしました。スズカツさんからこういうイメージっていうのを渡してもらっていたのでそれに合うように考えて付けました」
内藤「文ちゃんが踊るスペイン歌舞伎のアシストといいますか(一同笑い)、より盛り上げるべく、少しですけど歌わせてもらってます。あと、女形も・・」
浜中「和ものの舞台は初めてじゃないので所作は教えてもらったこともあるんですけど、知らないこともたくさんありましたし、とくにかく先生が非常に丁寧に教えてくださって。歌舞伎は見得も切ります。スペイン語を話しながら歌舞伎をやる。そして見得(みえ)を切る。いろんな歌舞伎の中の形というか、ものもやってますし。獅子もやってます。獅子の舞も見ものです!もう、先生にめちゃめちゃほめてもらいました。「獅子サイコーだよ!」って(手を叩いて笑う仕草)。先生怒られそう(一同笑い)」
最後にそれぞれの意気込みを!
内藤「十分に稽古を積んできて、あとは楽しんで皆さんに観ていただくという状態なので明日からの開幕が楽しみです」
ラサール「パっと題材を見ると堅そうなんですけど、いろんなことが行われるのであっという間に終わっちゃうというか、楽しんで終わっちゃうと思います」
江田「作品の中で役的にも皆で力を合わせて大事業を成し遂げるということをやっているんですけど、カンパニーの皆さんと力を合わせて大成功をさせたいなと思います」
浜中「すごいいろんな角度から芝居を作っているので観ている方も飽きが来ず、あっという間に終わると思うので是非、楽しみに観に来てください!」
舞台「THE BLANK!~近松門左衛門 空白の十年~」は、東京公演は、よみうり大手町ホールにて9月25日(水)、大阪公演は、COOL JAPAN PARK OSAKA TTホールにて9月27日(金)~29日(日)まで開催!!
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