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坂本昌行「世界中を笑顔にできたら」ミュージカル『マーダー・フォー・トゥー』本日開幕!

2016年に公演され大好評のうちに幕を閉じたオフ・ブロードウェイ・ミュージカル「MURDER for Two マーダー・フォー・トゥー」が、2022年1月8日(土)Bunkamuraシアターコクーンにていよいよ開幕される。

本作は、シンプルなセットの中で存在感を放つ1台のピアノを中心に、時に語り、時に演奏し、時に歌いながら、職業も性別も違う13人のキャラクターを2人のキャストで演じる究極の二人芝居。2013年にオフ・ブロードウェイのニュー・ワールド・シアターで公演され、ニューヨーク・タイムズ紙に『Murder For Two は“粋”で、抜群の楽曲に彩られたコメディミステリー!!』と称賛され、2016年に日本人キャスト版を公演。そして、6年ぶりに再演する本作に挑むのは、初演時・第24回読売演劇大賞優秀男優賞を受賞し、今回続投となる坂本昌行と、今回が「マーダー・フォー・トゥー」初挑戦となるミュージカル界の若きスター海宝直人

8日の開幕に先立ち、7日同ホールにて公開ゲネプロと開幕直前取材が行われ、坂本昌行と海宝直人が登壇。――明日初日を迎えるにあたってのお気持ちをお願いいたします。

坂本「コロナ禍で、どうなるのかわからない状況の中で僕らも稽古をしておりました。先ほど、プロデューサーの方から、今日全員陰性っていうのが確認されまして、無事初日を迎えられること、そしてこの作品をお客様にお届け出来ることが楽しみです。」

海宝「ずっと稽古を頑張ってきました。お客様がいてこそのコメディだと思いますし、お客様が入ってこそ完成していく舞台だなと思うので、明日からの公演が楽しみです。」

――坂本さん、海宝さんの印象はいかがですか?

坂本「とにかくクレバーなんですよね。僕が違うことをやってもすぐ反応してくれて、フォローをしてくれるので、僕は舞台上で自由な状態になれます。ほんとに頼もしい方です。」

――今回のゲネプロでも変えたことはあったんでしょうか。

坂本「実は初演の時に、あるセクションだけは演出の方から毎回変えてもいいよと言われてたんです。だけど、その時は僕のキャパシティーもなかったので変えずにやっていたんですね。だけど今回は稽古から結構変えてたよね?(海宝を見て)」

海宝「そうですね。結構変えてましたね。」

坂本「それくらい自由にやらせてもらってたので、ほんとに感謝ですね。」

――初演の時は、知恵熱が出るくらい大変だと仰ってましたが。

坂本「”くらい”じゃなくて、ほんとに出たんですよ(笑)。急に39度まで上がりまして。でも今回は何事もなく迎えられそうです。」

ーー海宝さん、坂本さんの印象はいかがですか?

海宝「本当に作品に対してストイックで、誰よりも一番最後まで稽古場に残っていろんなことを追求されてました。二部屋あったんですけど、片方の部屋でずっと練習されている音を聞いて、これはほんとに僕が足を引っ張るわけにはいかないなと。その坂本さんの背中を見ながら必死についていくだけだなと思って頑張りました。」

――セリフとキャラクターの演じ分けとピアノとどれが一番大変でしたか?

坂本「”どれも”ですね(一同笑い)。それぞれ大変なんですけど、それを乗り越えた先が楽しいと信じて二人でやっておりました。徐々にいろんなことができていくとやっぱり楽しいですし、もっと上を上をと目指して毎日稽古を頑張っておりました。」

――演じ分けをしていて、こんがらがることはないでしょうか?

坂本「あります、あります(笑)。」

――その時はどうされるんですか

坂本「何事もなかったようにします。(一同笑い)」

――海宝さん、見ていてわかるものですか?

海宝「このキャラクターはこんな動きをするとか、すごく綿密に組み立てられているので、稽古場ではそれが違う動きや違うキャラクターが出てくることもあったりしました。でもそれが楽しめる作品でもあるなと思いますので、ハプニングを含めて稽古場は楽しいかったですね。」

――坂本さん、いつもの舞台と比べて何倍疲れますか?

坂本「何倍!?体力的にはどれも同じだと思うんですけど、喉の回転や脳みその使い方は今までにないくらいですかね。ピアノを弾きながら、しかもお芝居をしながら歌いながらなので、そのあたりは神経を今までになく使いますね。」

――息ぴったりにするためにお二人でやられたことはありますか?

海宝「稽古時間を超えて二人だけで稽古場に残ってやったことは、とてもいい時間を過ごさせてもらったなと思います。」

坂本「そうだね。その日の稽古が終わって、なんとなくセリフを合わせたら、『今日の復習をやってみようか』っていう流れで、『じゃあ予習もやってみよう』っていうので半分以上通しになったこともあったね(笑)。」

――話は変わりますが、坂本さんご結婚おめでとうございます!

坂本「ありがとうございます。」

―いつもと違う年末を過ごされましたか。

坂本「そうですね。いつも年末年始はジャニーズカウントダウンに出ていたんですけど、それを家でテレビを見てましたね。こういう感じなんだな、皆さんはと思いながら(笑)。」

――後輩たちの活躍をどのように見ていたんでしょうか。

坂本「いいですよね、やっぱり。若い子たちの清々しい姿を見るのは僕らも刺激になるので、これからもテレビで見ていきたいと思いました。もしよければ、たまには出てもいいかなと(一同笑い)。もしあればの話ですからね(笑)。まだトニセンとしては活動ありますので(笑)。」

――12月30日の入籍の日は決めていたんでしょうか。

坂本「そうですね。グループ活動の区切りが11月1日と決まっておりましたので、自分の中でけじめをしっかりつけた後に入籍を・・と考えておりました。」

――一粒万倍日というのもありましたか?

坂本「ありましたね。違う日もあったんですけど、それはなにわ男子のデビュー日と被ってしまうので、それはまずいなと。(一同笑い)。」

――V6のメンバーの皆さんからは祝福コメントはいただきましたか?

坂本「いただきました。長野(博)君と井ノ原(快彦)君は『やったね!』と。(三宅)健、(森田」剛、岡田(准一)は、シンプルに『ほんとによかったねえ。』と、実感がこもってましたけど(笑)。(一同笑い)」

――では、ファンの皆さまにメッセージをお願いいたします。

海宝「とにかく笑って楽しんで帰っていただける作品になっていると思います。こういう状況ですからいろんなことを忘れて、笑って帰っていただけたらなと思います。」

坂本「世界中が得体の知れない、目に見えないものに怯えているわけですけども、僕らエンタメの世界に生きる身として、エンタメのパワーを皆さんにお届けして、日本中、世界中を笑顔にできたらと思っております。」

オフ・ブロードウェイ・ミュージカル「MURDER for Twoマーダー・フォー・トゥー」は、2022年1月8日(土)Bunkamuraシアターコクーンにて上演し、大阪公演を1月26日(水)~2月1日(火)森ノ宮ピロティホールにて、仙台公演を2月8日(火)・9日(水)仙台電力ホールにて、松本公演を2月12日(土)・13日(日)キッセイ文化ホール 長野県松本文化会館 大ホールにて上演する。


公演概要
オフ・ブロードウェイ・ミュージカル「MURDER for Two マーダー・フォー・トゥー」
【出演】 坂本昌行 海宝直人
【作】 KELLEN BLAIR
【音楽】 JOE KINOSIAN
【演出】 SCOTT SCHWARTZ & J.SCOTT LAPP
【翻訳】 北丸雄二
【訳詞】 高橋亜子
【音楽監督】 岩崎 廉
【振付】 本間憲一
【日時/会場】
<東京公演>2022年1月8日(土)~1月23日(日) Bunkamuraシアターコクーン
<大阪公演>1月26日(水)~2月1日(火)森ノ宮ピロティホール
<仙台公演>2月8日(火)・9日(水)仙台電力ホール
<松本公演>2月12日(土)・13日(日)キッセイ文化ホール 長野県松本文化会館 大ホール
【企画・製作】 テレビ朝日、シーエイティプロデュース
【東京公演問合せ】 チケットスぺース:03-3234-9999(平日 11:00〜14:00 ※営業時間変更の可能性あり)
【大阪公演問合せ】 キョードーインフォメーション:0570-200-888(月〜土 11:00〜16:00 ※日祝休業)
【仙台公演問合せ】 ニイタカPlus 022-380-8251(平日11:00〜15:00)
【松本公演問合せ】 サンライズプロモーション北陸 025-246-3939 (火〜金 12時〜16時、土曜 10時〜15時)
【公式HP】 https://www.murderfortwo.jp/
【公式Twitter】 @murder_JP_2022