林翔太さんの「素顔」に迫る一問一答!ミュージカル「弥生、三月 –君を愛した30年-」

2022年4月21日より東京、京都、名古屋、大阪の4都市にて上演する、ミュージカル「弥生、三月 –君を愛した30年-」。
現在放送中の連続ドラマ「となりのチカラ」をはじめ、数々の大ヒット作品を生み出してきた脚本家・遊川和彦が監督を務めた、映画「弥生、三月 –君を愛した30年-」をミュージカルとして描く本作は、運命で結ばれた二人の30年を、3月だけで切り取った激動のラブストーリー。
そんな本作で主演・山田太郎役を務める林翔太さんにインタビューを決行。ミュージカル「イン・ザ・ハイツ」などの好演も記憶に新しい林さんに、今作への意気込み、そしてミュージカルへの熱い想いをお伺いしました。さらにplus a恒例の一問一答もお楽しみください♪

――ミュージカル映画を基にした舞台に数多くご出演されている林さんですが、今作のような邦画をミュージカルとして表現するにあたってはいかがですか。

物語を知るうえでは映画ってすごく参考になるんですけど、今まで出演させていただいたミュージカル映画も、実際にやるとなると全然違うなという印象があります。今回は、歌が一切ない映画なのでどうなるんだろうと思ったんですが、台本を読ませていただいて、心の中の言葉といった普通のお芝居だと全部さらけ出さないところを歌で表現するというのがミュージカルのいいところだなと改めて思いました。映画はすごく素晴らしくて感動する作品なので、そこにさらにひとつ乗せられるようなものになるんじゃないかなと思います。

――林さんからみるミュージカルの楽しさはどのようなところにあると思いますか?

音楽が流れて歌とダンスがある。そこでひとつ華やかさがプラスされると思うし、観ていてそれが楽しいんじゃないかなと思うんです。確かにミュージカルが苦手という方もいらっしゃると思うんですけど、先日たまたま父親と話していて、普段ミュージカルに馴染みがないから自分は浮いているなと感じながら観ていると聞いて、ああ、そう思うんだなって。でも僕も観に行かせていただいたりするけど、浮いてるなと思う人もいないし、やっている側からしてもそんなことは全く感じないので、そういうことをあんまり考えずにまずは観に来ていただきたいなって思います。ミュージカルってすごく素敵だなと思うので、迷ってる人がいたらまず観ていただきたいです。絶対に面白いと思ってもらえるので。

林翔太さんの「素顔」に迫る一問一答!

――林さんが高校生の太郎と同じ立場だったら、弥生に想いを告げますか?

この作品は太郎と弥生の物語ではあるんですけど、そこにもう一人大事なサクラという女の子がいる。サクラがいてこそこの関係性があっただろうし、サクラがいなくなってしまったことで二人とも何か錘を背負いながら生きていくという感じがするので、僕が同じ立場になった時・・・どうでしょうね。相手の気持ちも分からないわけじゃないですか。関係も変わっていくし。だから、(自分の気持ちは)打ち明けられないんじゃないですかね。僕、中学校の頃、好きな子に想いを告げずに終わったことがあって。勇気がなかったんですよね。仲は良かったんですけど、告白することによってその関係性が崩れたら嫌だなとか思ったら、僕は言えなかったですね。

――2022年3月はどのように過ごされていると思いますか。

今から楽しみな作品ですので、やっと稽古ができている喜びを嚙みしめていると思います。またこの作品はすごく難しい作品だと思うので、ひとつずつ稽古場で積み上げていく作業に楽しみを感じながらやっていると思います。

――これまでの人生で心に残っている言葉はありますか?

僕がお芝居をやらせていただくことになった最初の頃に、嵐の大野(智)くんが観に来てくれたんです。その時に、「どんな役でもチャレンジをしていろんな役をやってほしい」って言われて。それはずっと心に残っていますね。だからどんな役でも頑張ってやろうと思っています。それこそ、海の音楽劇『プリンス・オブ・マーメイド』(2021年)でも、まさかあの役をやることになるとは思わなかったので(笑)。大野くんの言葉通り、いろんな役をやれているなと思います。

――これまでの人生で運命的な出会いを感じたことはありますか?

全部がほんとに運命的な出会いだなと思いますが、やっぱりジャニーさんが一番大きいですね。ジャニーさんがいたから先輩たちがいて、その先輩たちの姿を見てジャニーズに入りたいと思って、そして実際にジャニーズに入ってジャニーさんとも出会えたというのが大きいです。10歳か11歳の時にいきなり大きなステージに立たせていただいて、そこから人生がガラッと大きく変わりました。

――人生をやり直せたとしてもまた同じ人生を歩みたいと思いますか。

思います。絶対にジャニーズには入りたい。

――林さんのキュンポイントを教えてください。

街を歩いていて、小さな子供が笑顔でお父さんやお母さんと楽しそうにしていると幸せそうだなと思ってキュンとしますね。子供とか動物にはキュンとするかも。

――日常生活のプラスアルファはなんでしょう。

寒い中でホットコーヒーを飲むと幸せだなと思います。でも最近は、白湯をよく飲むようにしてます(笑)。

――健康のためにですか?

最初は全然考えてなくて(笑)。舞台をやっている時に楽屋が寒くて、今コロナの関係でコーヒーポットもなかなか置けない状況で、ある時からお湯だけになったんです。その時に、「もう、お湯飲もう!」と思って飲んでたら、喉を温める意味でもいいし、体の調子が良くなったんです。飲み続けていたら肌も綺麗になってきて(笑)。今まではホットコーヒーとか砂糖が入ってるようなものばかり飲んでたんですが、最近は裏の栄養成分表示を見て、「だめだ。これ砂糖入ってる」と避けて、結局お湯に辿り着くという感じです(笑)。

――では、最後にお客様へのメッセージをお願いします。

とにかくいい作品です。最初は、30年という月日を3月だけでどういう風に展開していくんだろうって思っていたんですけど、映画を観て台本を読んで”そういうことか”と、全部が繋がる感じがありました。しかも僕らが実際に経験してきている東日本大震災といった出来事がリアリティある感じで出てくるので、そういうところも考えさせられる良いきっかけになる作品だなと改めて思います。まだ大変な状況ですけど、感染対策も万全の体制にして、お客さまを迎える準備を整えると思いますので、安心して来ていただけたらなと思います。まずは観ていただきたいです!

林翔太さん、ありがとうございました!


ミュージカル「弥生、三月 –君を愛した30年-」 
【原作】 遊川和彦
【脚本・作詞・演出】菅野こうめい
【音楽】坂部 剛
【出演】林 翔太 田村芽実 岡田奈々 神里優希
kizuku 大倉杏菜
【ピアノ生演奏】安藤菜々子
【テーマ曲】「初恋」(平井真美子)

【日時/会場】 
<東京>4月21日(木)~24日(日)サンシャイン劇場
<京都>4月27日(水)~28日(木)京都劇場
<名古屋>5月5日(木)名古屋市公会堂
<大阪>5月7日(土)~8日(日)サンケイホールブリーゼ

【チケット料金】全席指定 8,800円(税込)
【チケット発売日】2022年3月27日(日)10:00~

【企画】エイベックス・エンタテインメント

【主催・製作】
東京:エイベックス・エンタテインメント/クオーレ/サンライズプロモーション東京
京都:エイベックス・エンタテインメント/クオーレ
名古屋:【主催】中京テレビ放送 【製作】エイベックス・エンタテインメント/クオーレ
大阪:エイベックス・エンタテインメント/クオーレ

【お問い合わせ】
東京:サンライズプロモーション東京:0570-00-3337(平日12:00~15:00)
京都:キョードーインフォメーション:0570-200-888(平日・土曜11:00~16:00)
名古屋:中京テレビ事業:052-588-4477(平日11:00~17:00 / 土・日・祝休業)
大阪:キョードーインフォメーション:0570-200-888(平日・土曜11:00~16:00)

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